シタマチコウベ

神戸の下町エリアの今と未来。
住む人、働く人、訪れる人にまつわる物語。

記事一覧

ほかほか苅藻編 by中元俊介

今夜の舞台は、三ツ星ベルトをはじめとする工場が立ち並ぶ「苅藻」です。飲み歩きでは、韓国料理に舌鼓を打ち、目からウロコの一味違うおでんを角打ちでいただいてから、最後はちょっぴり背伸びしてお寿司屋さんへ。ゲストの中元俊介さんは、アーティストであり、福祉事業型「専攻科」エコールKOBE副学園長を務めます。下町でお酒を飲むことを「清濁併せ吞む」と表現する中元さんと巡る、ゆるりと流れる時間をご堪能ください。


歴史ある場所で唯一残った材木屋の、ものづくりの支え方

和田岬駅から徒歩10分。兵庫運河沿いにある北欧ビンテージ家具屋&カフェ「北の椅子と」のお隣にあるのが、材木屋の「株式会社三栄」(以下「三栄」)のオフィスと製材所。材木町という町名を持つこのエリアは、兵庫運河が整備された1899年頃から材木屋が立ち並んでいましたが、現在も製材機能を持つ材木屋はここ1軒のみ。4代目として、ものづくりを支え、この場所を守り続ける「三栄」跡取りの服部真俊さんにお話を伺いました。


和田岬のリノベーションビルからはじまった充実した日常

今回、お話を聞いたのはリノベーションビルで生活するグラフィックデザイナーの増井勇二さん。場所は和田岬駅から西へ徒歩2分、高松線の南側に佇む3階建のもともとは釣具屋だったビル。お隣の食堂酒場「カルチア食堂」の店主や常連客とともに約2年に渡って改装工事をおこない、現在はイベントスペースと増井さんのオフィス兼居住スペースに生まれ変わっています。外壁には“釣具”の看板を掲げたまま当時の面影を残し、ビルの外に置いた手づくりのベンチはご近所さんたちの憩いの場にもなっているそう。リノベーションをきっかけに和田岬に引っ越してきた増井さんの、日常やお仕事について伺いました。


とことこ駄菓子屋編【後編】by 淡路屋3代目店主・伊藤由紀

今回は、真昼間のまちを歩く番外編。ゲストは、和田岬で駄菓子屋「淡路屋」を営む伊藤由紀さん。以前から「駄菓子屋が早晩なくなってしまうのではないか」という危機感を持っていた伊藤さんの熱き思いから、駄菓子屋をなんとかするためにプロジェクトメンバーが立ち上がった。そして、今ある駄菓子屋の記録を残すための足がかりとして「勝手にまち探訪・駄菓子屋編」を企画。今後は駄菓子屋マップに着手する。今回の記事は、伊藤さんとは長いつきあいで地図づくりにも携わるシオヤプロジェクト(以下、シオプロ)が取材&執筆を担当。「勝手にまち探訪・駄菓子屋編」での伊藤由紀との駄菓子屋巡りをもとに綴る、駄菓子屋の昔と今とこれから。前編で話題になった「文化としての駄菓子屋」。伊藤さんが、シオプロが、私たちが本当に失いたくないものとは?普段は伊藤さんが口には出さない本音にシオプロが迫ります。


とことこ駄菓子屋編【前編】by 淡路屋3代目店主・伊藤由紀

今回は、真昼間のまちを歩く番外編。ゲストは、和田岬で駄菓子屋「淡路屋」を営む伊藤由紀さん。以前から「駄菓子屋が早晩なくなってしまうのではないか」という危機感を持っていた伊藤さんの熱き思いから、駄菓子屋をなんとかするためにプロジェクトメンバーが立ち上がった。そして、今ある駄菓子屋の記録を残すための足がかりとして「勝手にまち探訪・駄菓子屋編」を企画。今後は駄菓子屋マップに着手する。今回の記事は、伊藤さんとは長いつきあいで地図づくりにも携わるシオヤプロジェクト(以下、シオプロ)が取材&執筆を担当。「勝手にまち探訪・駄菓子屋編」での伊藤由紀との駄菓子屋巡りをもとに綴る、駄菓子屋の昔と今とこれから。


漁師の未来は、地域とともにある

1868年の開港以来、海外の客船・商船が訪れる国際的な港街として発展してきた神戸。いまや当たり前の風景になり過ぎて豪華客船を見ても驚かない神戸市民でも、兵庫区〜垂水区にかけて漁港が点在し、毎日のように漁が行われ、競りまで開催されていると知ると驚く人もいるだろう(僕もそのひとりだった)。駒ヶ林駅から海側へ歩いて5分、まるで海を隠すように伸びる防潮堤の切れ間から漁船が停泊する小さな漁港へ。100年以上前から神戸の海で漁を続ける漁師の家系で、駒ヶ林浦漁業会に所属する尻池宏典さんにお話を伺いました。


すくすく新長田編 by 小笠原舞

第12弾は、こどもと一緒に新長田をぐるっとまち歩き。今回のゲスト、小笠原舞さんは2016年に神戸へ移住。合同会社こどもみらい探求社の共同代表として、こどもに寄り添い続けてきた小笠原さんが一児の母となった今、新長田のまちや人はどのように映っているのでしょうか。”「こども」だけでなく、「わたし」にも優しい街”だという新長田の、朝・昼・夜の表情をお楽しみください。


つっかけで行ける距離感で、とにかく顔を付き合わせる

一級建築士であり、まちづくりコンサルタントであり、「下町芸術祭大学*」のガクチョーでもあるけれど「最近は『プロの散歩家』と名乗るのがしっくりくる」と言う角野史和さん。大学を卒業後、高校時代を過ごした神戸市に戻り、建築事務所やまちづくり会社勤務を経て、2018年10月に独立。現在は長田区久保町に事務所を構え、様々な目線でまちと人を観察する角野さん。彼の目に、長田の地域はどのように見えているのでしょうか。お話を伺いました。
*長田の下町を舞台に開催されている「下町芸術祭」の取り組みのひとつ


ふむふむ駒ヶ林編 by 和田幹司

第11弾は、まちの歴史や文化を学びながらの飲み歩き。今回のはしご酒人の和田幹司さんことワダカンさんは、「グレーター真野の空から」をはじめとする新長田周辺についてまとめた本を4冊も出版されているほどの新長田通。飲み歩きでは、いつもワダカンさんが通っているアマダイが美味しいお好み焼き屋さんと、新鮮なお刺身がいただける居酒屋さんを巡りました。グルメだけでなく、歴史や地域の活動、そして時代とともにうちり変わるまちのお話など、盛りだくさんでお送りします。ワダカンさんが指南する、思わずふむふむ言ってしまう新長田の飲み歩きをお楽しみください。


健康な暮らしをサポートする、人が集う病院づくり

駒ヶ林駅から徒歩1分、新長田合同庁舎の南側にある「野瀬病院」。夏はアロハシャツを着たスタッフがエントランスで出迎え、アットホームな空気に包まれています。2010年に3代目院長の座を引き継いだ野瀬範久さんが2014年に新築移転。新しい病院の7階の多目的ホールとテラスでは年間90回以上イベントが開催され、患者さんや地域の人が集まる憩いの空間になっています。実は野瀬さんは、現役のラグビー選手。「ラグビーワールドカップ2019」の神戸会場ではメディカルスタッフも務めます。今回は、ラグビーでの経験をコミュニケーションや医療分野に活かしながら活躍する野瀬範久さんにお話を伺ってきました。


しみじみ苅藻編 by平野拓也

第10弾は、和田岬を出発し、ちょっと足を延ばして苅藻までを散策しながら飲み歩き。今回のはしご酒人は、神戸市のクリエイティブディレクターの平野拓也さん。総勢7名の大所帯で、新鮮なお刺身がおススメな串カツ屋さんと、焼き方の指南を受けられる韓国焼肉屋さんをめぐります。道中で何気なく目に留まる「鉄塔」からふと脳裏に浮かぶ故郷の情景へと思いを馳せる夜。そんなノスタルジックな一夜の旅をお楽しみください。


カウンターの外に出て見つけた、地域と共存する図書館の姿

JR「兵庫駅」を南に出てすぐ、広場のすぐそばのビル2階に兵庫図書館があります。大きなガラス窓に囲まれた明るい室内には、至る所にオリジナルキャラクターのとしょこちゃん(※)や手作りの人形が飾られており、温かい雰囲気が漂います。今回お話を伺った館長の垰下憲司(たおしたけんじ)さんは、「カウンターの向こうへ飛び出そう」「本当の地域の図書館になる」をスローガンに積極的に図書館の外に足を運び、地域の方と協力しながら様々なワークショップやイベントを企画しています。
※としょこちゃん:イラストレーターのザ・ロケット・ゴールド・スター(山崎秀昭)さんによって手掛けられた兵庫図書館オリジナルキャラクター。


コミュニティの中だからこそ生まれる芸術と、その力

駒ヶ林駅から徒歩7分。どこか懐かしさを感じる入り組んだ細い路地を抜けた先にある古民家「角野邸」。築80年以上の歴史を持つ和洋折衷の近代建築で、2階からは長田港が一望できます。ここは、アートディレクターである小國陽佑さんの住居でありながら、芸術作品の展示や交流会、ダンス公演、映画の撮影など、幅広く地域とアーティストを繋ぐ場となっています。若手アーティストの支援とまちの活性化を目指す「NPO法人芸法(以下、芸法)」の代表を務めている小國さんに、駒ヶ林を中心とした新長田エリアで行っている芸術と地域のかかわりについてお聞きしました。


やんわり新長田編 by上田和良

第9弾は、前回と同じく新長田を舞台に飲み歩き。ご夫婦で営むカジュアルイタリアン、お母さんと娘さんで切り盛りする家庭料理屋、地元に愛される笑顔が素敵なお母さんの餃子屋さんを巡り、銭湯で〆ました。今回のはしご酒人は、三宮でカフェ&バー「エンタス」を営む上田和良さん。お客さんと距離が近いお店が好きな上田さんが巡った、思わずほっこりしてしまう素敵な空間をお届けします。


地域コミュニティの中から、福祉を支える形を作り出す

新長田駅から南へ徒歩8分。大正筋商店街を南へ歩いていくと、廣田恭佑さんが営む保育園「ジャングル・ラボ」と、その50メートル程先にはリハビリ施設「リハビリモンスター」がみえてくる。ガラス張りで、外からのぞいてみると楽しそうに体を動かす高齢者の姿や子どもたちの笑顔をみることができる。2014年から1年ごとに、医療、介護、保育等の施設をつくり、現在は直径200メートル圏内に計6か所の施設を運営している理学療法士の廣田さんに、新長田での活動や町の福祉を支える思いをお聞きしました。


ふわふわ新長田編 by岩崎雅美

第8弾は「多国籍」をテーマにたくさんの文化が入り混じる新長田で飲み歩き。ディープな丸五市場内にある水餃子が絶品の中華料理屋やお昼は冷麺で大人気の朝鮮料理屋、昨年新たにできたベトナム料理屋、最後は和食をメインにした焼き鳥屋を巡ります。はしご酒人は、2年前に東京から移住してきた編集者の岩崎雅美さん。5月より神戸市のウェブサイトで連載しているWebエッセイ「山と海のあいだ」を手がけるライターさんでもあります。


このまちと、この人たちと、新たな音を作りあげる

2017年、知的な障害がある人たちと即興音楽を得意とする音楽家、総勢50名のアーティスト大集団「音遊びの会」が神戸大学での活動を終え、和田岬へと移ってきました。彼らの新しい拠点は、和田岬駅から西へ徒歩5分の、かつて地域住民の寄り合い所として使われていた「和田岬会館」。今回は代表の飯山ゆいさんに、「音遊びの会」との出会いを伺うとともに、この町での活動や子育てから見えてきた町の姿についてお聞きしました。


子どもの生き方の選択肢を広げる保育園

JR「兵庫」駅から徒歩5分。松原通を南下すると見えるピンクの建物と緑のテントが目印の「ちびくろ保育園」。夕方にはお迎えを待つ子どもたちが、園庭の大きな楠の周りを元気に走り回り、楽しそうな声が響きわたります。ちなみにこの楠は近くの公園から飛んできた種が知らぬ間に成長したのだそう。「ちびくろ保育園」は自由な園風が人気で、遠方から通う子どもたちもいるほど。今回は、「女先生」の愛称で親しまれている主任の田中純子さんに、保育園の誕生秘話や園での日々の生活を教えていただきました。


てくてく中央市場編 by 角野史和・前畑洋平:後編

第7弾は、「神戸市中央卸売市場」付近をてくてく探索しながら飲み歩き。はしご酒人は、まちづくりコンサルタントで建築士の角野史和さんと産業遺産コーディネーターの前畑洋平さんです。町歩きのプロであるお二人の手にかかれば、何気ない光景もワンダースポットに早変わり!夕方16時に中央卸売市場を出発し、漁港や運河、トラック乗りが集まるデカ盛り店、倉庫ビルにかまえるシルバーアクセサリー屋、おちゃめなお母さんが迎えてくれる食堂、100年の歴史を持つ角打ち等、このエリアの魅力溢れるスポットを余すことなく巡ります。今回は、ちょっとした雑学の織り混ざったユーモアたっぷりのお二人の探検を2部構成でお届けします。


てくてく中央市場編 by 角野史和・前畑洋平:前編

第7弾は、「神戸市中央卸売市場」付近をてくてく探索しながら飲み歩き。はしご酒人は、まちづくりコンサルタントで建築士の角野史和さんと産業遺産コーディネーターの前畑洋平さんです。町歩きのプロであるお二人の手にかかれば、何気ない光景もワンダースポットに早変わり!夕方16時に中央卸売市場を出発し、漁港や運河、トラック乗りが集まるデカ盛り店、倉庫ビルにかまえるシルバーアクセサリー屋、おちゃめなお母さんが迎えてくれる食堂、100年の歴史を持つ角打ち等、このエリアの魅力溢れるスポットを余すことなく巡ります。今回は、ちょっとした雑学の織り混ざったユーモアたっぷりのお二人の探検を2部構成でお届けします。