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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

角野史和さんが選んだ3冊

「地球のすべて」に会いに行く

『プロムナード世界史』

編著者:浜島書店編集部

出版社:株式会社浜島書店

STAYHOMEの楽しみとして、妄想旅をおすすめしたい。かくいう私は、子どもの頃から妄想旅が大好きで、地図帳を開いては穴が開くまで覗きいり、そこに広がる世界各地全国津々浦々のまちの情景を存分に味わってきた。そんな私が最も手近の棚においている旅のパスポートこそ『プロムナード世界史』なのだ。これは世界史の副読本。正規の(つまらない)教科書と併用し、イラストや写真、コラムで想像力を補うものだ。「地図好きなのに歴史の本?」とお思いか。いえいえこの本は「ほぼ地図」なのだ。ほぼ全ページに地図が掲載され、世界の土地ごとにその時々の隣国関係、民族・宗教・政治・文化・産業・最新時事などあらゆる情景を微細に映し出している。もはや「地球のすべて」が描かれている。見事としか言いようがなく高校時代に使っていたものを未だに手元においては、度々時空の旅に出かけている。

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「神眼」を手に入れろ

『考現学入門』

著者:今和次郎 編者:藤森照信

出版社:筑摩書房(ちくま文庫)

私は何度も同じ道を歩き新たな発見をするのが好きだ。しかし、ありふれた風景ほど盲目になり、意識しないと眼前にその姿が現れてこない。まちの表情を読み取るにはそれなりの鍛錬が必要なのだ。その手がかりが「考現学」にあり、私だけでなく路上にとりつかれた(失礼)多くの諸先輩方が参照されてきた。「考現学」は大正時代に今和次郎先生とその仲間によって生み出され、「考古学」が古物に対してやるように、現在の都市風俗を観察・記録する方法論であり学問だ。ありのままの目前を観察し記すことが大事で余計な心情は無用だ。この本にはその時代に採集された、通行人の頭髪、服の模様、下駄の形・色だったり、食堂の茶碗の欠け具合、下宿学生の全持ち物、自殺場所分布など、あらゆる現前の記録がスケッチで残されている。そんな微細な記録を見返しては、あらためて同じ道を確かめるのだ。

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「もぐり」と呼ばれたくなくて

『銭湯帰りに、お好み焼き〜震災のまちから食のまちへ』

著者:神戸ながたTMO

出版社:アスク

このサイトの舞台は兵庫区南部〜長田区南部あたりの下町エリアだ。私はその中の「新長田界隈」で曲がりなりにも、まちづくりに関わる仕事をしているので、もちろんこの街のことを知っておく必要があるし、「もぐり」だと思われてはイケナイ。。そうなるとこの街で育った人の肌感覚が伝わってくる資料がとても頼りになるのだ。この本はすごい。始まって12ページほどで新長田の歴史から下町生活のたしなみ方を一気に浴びせられる。駄菓子屋、買い食い、銭湯で覚えたマミーの味、その後の夜風と延長戦(お好み焼き)など、ナマの暮らしぶりが伝わり、それだけで新長田で育ってきた気にもなれるのだ。そこからじわじわとソースの話やお店別お好み焼き攻略法、禁断のテールスープ二大巨塔の徹底比較までおこなっていく。書きながらお腹が減ってきた。すぐに新長田に来られない方はこの本でお腹をすかせて準備をしておいてください。

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図らずも3つの本はみな「そのまちを知る」ことが共通テーマとなっていた。あるまちを多角的に知ることは、単に知的好奇心を満足させるだけでなく、そのまちへの帰属感を高めていくプロセスにもなる。例えば、ふとした会話の中で「あそこの顔のでかい黒い犬がおる角を右に曲がってな、」、「ああ、あそこな」となると、なんだかその町の一員になった気がしてくる。そして、そういった帰属感はまちに関わる原動力となる。妄想し、目を見開き、耳を傾け、私の町にしていくのだ。

 

前畑温子さんが選んだ3冊

本はいろんな世界の入り口

『ホテルカクタス』

著者:江國香織

出版社:集英社(集英社文庫)

この本との出会いは短大の頃。

ゼミの時間、先生の机の上に置いてあったこの本が気になって見ていると「これ読んでみる?ゼミのことやらんでいいから今から読んでみ〜」と、なんと授業中に読む事に。それまであまり本を読んでいなかった私にとって、この本は衝撃的だった。

登場人物が「帽子」「きゅうり」「数字の2」なのだ。

今まで読んだことのないジャンルの本だったが、独特な世界観が心地よく、あっという間に読み終えた。

本を読むといろんな世界に旅できるんだなと、知るきっかけとなった。もっといろんな話を読んでみたい。この日をきっかけに本が好きになった。

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みんなおばけが好きになる絵本

『ねないこだれだ』

著者:せな けいこ(さく・え)

出版社:福音館書店

保育士一年目の時に出会った絵本。

子どもたちにとって、おばけは怖い存在のはずなのにこの絵本は絶大な人気だった。

おばけが出てくるページをめくる瞬間、はっと息を飲む子どもたち。

一瞬顔が強張るも、読み終わるとどこかほっとしたような表情。

最後まで釘付けで見ている子が多かった印象がある。

ちょっぴり怖い内容なのに、みんながこの本を好きなのは1つ1つの絵が貼り絵でできていて、おばけの表情に温かみがあるからだろうか。

保育士時代の私にとって思い出の絵本。いつか子どもが出来たら一緒に読もうと購入した。今ではその本が娘の一番のお気に入りになっている。

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アニメとは違ったおもしろさが盛り沢山

『ちびまる子ちゃん』

著者:さくらももこ

出版社:集英社

小学生の頃、近所には古本屋さんが何軒かあった。

漫画が好きで、学校帰りや休みの日になると、友達と一緒によく通ったものだ。

お小遣いを握りしめ、初めて買った漫画がちびまる子ちゃんだった。

他にもいろんな漫画があったが、今思うとこの本を選んだのは面白かったのはもちろんだが、まるちゃんの自分の感情を素直に出せるところに憧れがあったのかもしれない。お小遣いがたまるたびに、一冊ずつ買っていった。

一冊に様々なストーリーが詰まっていて、面白いもの以外にも家族愛に溢れて思わず泣いてしまうものも。

大人になって久しぶりに読んでみたが、あの頃とはまた違った目線で読むことができ楽しめた。子どもから大人まで楽しめるおすすめの漫画だ。

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自粛生活も1ヶ月が過ぎ、1歳の娘と旦那との引き籠り生活も慣れてきた。

娘はどんなおもちゃよりも絵本が好きなので、毎日たくさんの絵本を一緒に読んでいる。

私も気に入った本は何度か読み返すこともあるが、娘は一冊の本を連続10回読むことも多々。言葉も絵本から覚えることも多く、本が娘の生活の一部となっている。

もちろん私が読み聞かせをするのだが、ページをめくるたびに目をキラキラさせ、何回読んでも常に新しい発見があるようだ。

なかなか外に出られない今だからこそ、娘と一緒に絵本の世界を思う存分楽しんでいる。

 

 

 

今井やんの「変わり種冷奴」と「砂ずりとこんにゃくの黒胡椒炒め」

 

 

 

変わり種冷奴の作り方

 

材料(2人分)

鳥ミンチ150g
ピーマン2つ
しめじ1つ
豆腐1丁
(*)
料理酒 大さじ1
醤油 少々
みりん 少々
三温糖 スプーン1
柚子胡椒 少々
合わせ味噌 スプーン1

 

(1)しめじのいしづちを切って、ほぐします。

 

(2)ピーマンを洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。ヘタを切り、種を取ってから、細切りにします。

 

 

 

(3)【火加減:中火と弱火の間】

フライパンにごま油を引き、鳥ミンチを炒めます。ダマにならないよう、よくほぐしながら炒めます。鳥ミンチの色が変わってきたら、しめじとピーマンを入れて、さらに炒めます。

 

 

(4)【火加減:中火と弱火の間】

野菜がしんなりしてきたら(*)の調味料を加えます。味を見て、三温糖を足します。

 

(5)【火加減:中火と弱火の間】

水気が飛ぶまで炒めます。

 

(6)キッチンペーパーなどで水気をとった豆腐の上に、炒めた具材を乗せて、完成です。

ビールも、ハイボールも、焼酎とも、相性ばっちり。今井さんのおすすめの焼酎は、「五彩」と「Hana Plus」です。

 

 

 

 

砂ずりとこんにゃくの黒胡椒炒めの作り方

 

材料(4人分)

こんにゃく1丁
ずり 200g
料理酒 こさじ1
みりん 小さじ1
醤油 大さじ1
黒胡椒 多め

 

(1)味が染み込みやすくなるように、こんにゃくの両面に切れ目を入れます。こんにゃくは、ずりと同じくらいの大きさに切ります。

 

 

(2)臭みを取るために、こんにゃくを水をはった鍋に入れて茹でます。その際に塩を少々入れるのがおすすめです。

 

 

(3)【火加減:中火】

こんにゃくを下茹でしながら、フライパンにごま油を引き、ずりを炒めます。

 

(4)こんにゃくが煮立ったら、火を止めて、こんにゃくをざるに上げ、軽く水で洗います。

 

 

(5)【火加減:中火】

ずりに火が通ってきたら、フライパンにこんにゃくを入れて炒めます。

 

 

(6)【火加減:中火と強火の間】

醤油とみりん、料理酒、砂糖を入れて、水気が飛ぶまで炒め、その後、黒胡椒を入れます。

 

 

(7)【火加減:中火と強火の間】

火力を強めて、水気が完全に飛び、カラカラになるまで炒めたら、完成です。こちらはビールと相性抜群。

 

 

 

 

コロナが落ち着いたら、今井やんへ。

 

丸五市場の中にある焼酎居酒屋「今井やん」。芋焼酎を中心に、人気の銘柄からレアな1本まで、今井さんこだわりの焼酎が取り揃えられています。丸五市場で仕入れた、旬の素材を使ったおつまみも絶品です。今井さん手作りの店内は、今でも少しずつDIYで手を加えられているんだとか。

 

 

手作りの棚には焼酎がズラリ。ぜひ、お気に入りを見つけてみてください。

 

 

 

 

焼酎居酒屋「今井やん」

丸五市場にある隠れ家的な居酒屋。季節の素材を使った料理を楽しみながら、焼酎がいただけます。

神戸市長田区二葉町3-10-10 丸五市場内
TEL:078-777-1433
営業時間:18:00~23:00 ラストオーダー 22:30
定休日:毎週日曜日

平井陽さんが選んだ3冊

生きること、暮らすこと、カルチア食堂の原動力?

『TOKYO0円ハウス0円生活』

著者:坂口恭平

出版社:大和書房

僕は同郷の仲島義人と2010年頃から一緒に絵を描いて展示したり、イベントを催したりと、自由な活動を続けてきて、そのあと和田岬にカルチア食堂をつくりました。屋台なども色々手作りしたりと、好きなようにやってきたわけですが、その原点とも言えるのが、坂口恭平さんの活動なのです。まあ、とにかく影響を受けまくり、熱狂でした。

恭平さんの著作や活動には、こんな自由な生き方があるんだとか、お金がなくても幸福に暮らせるんだとか、世の中の見方をグルっと変えてくれる驚きと発見があり、その一つ一つに心動かされてきました。多くの著作から今回この本を選んだのは、はじめて知った頃で衝撃が大きかったということ。『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』や『独立国家のつくりかた』、画集『思考都市』も、当時熱狂した本としておすすめです。

音楽や絵も素晴らしいので、ライブや絵の展示にも何度か行ったものです。楽しく生きる原動力として、これからも勝手ながら慕い続けることでしょう。

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圧倒的天才のあしあとを辿る

『空海の風景』

著者:司馬遼太郎

出版社:中央公論社(中公文庫)

もともと寺巡りが好きだったり、チベットを放浪してポタラ宮に感動するなど、仏教とか密教とかに何となく興味はありました。そんな中で出会った一冊。

空海という天才の生き方・思想は衝撃的で、宇宙の原理とも言えるスケールの大きさから、当時ちまちまとこの世を生きている自分がバカらしく辛くもなったほどです。

この物語の空海の行動やセリフには想像からくるものも当然多くあるのだろうけれど、それでも鮮やかに、その天才ぶり或いは人間くささをリアルに体感できるもので、その描き方にも興奮しました。影響を受けてそのまま、年末に寒い高野山を訪れて宿坊で年越ししたほどです。

そう言えば当時、Parov Stelarの音楽を聴きながらこの本を読んでいました。すごい組み合わせ。ストーリーが何倍にも劇的なものとして伝わってくる(気がする)ので、おすすめの読み方です。

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ただただその線に惚れては読み返す

『ピンポン』

著者:松本大洋

出版社:小学館

まず最初のページめくってみ?この色鉛筆のタッチよ。ゆるい線画の美しさ、いいや、味わい。パースのきいた建物、風景。たびたび思い返される名言。ハナタレのぬかす常套句だ。血へどはくまで走りこめ。反応、反射、音速、高速。

学生時代に、例えば何かの課題にぶちあたって行き詰ったときなど、アイデアも浮かばず、やる気も出ず、ひたすら悩んでたとき、ピーンと創作意欲をもらってたのが大洋さんの『ピンポン』です。まず映画、それから漫画、そしてアニメ、という順番で見ました。一番影響受けたのが、漫画版なのですね。とにかくこのタッチが好きで、マネして色々描いてみたものです(『ピンポン』以外の画集なども含め)。

あわせて、これは必須で言わせてもらいたいのが、映画版での「スーパーカー」の音楽です。とにかく好きで、岡山で中高生過ごしてた頃、姉のカセットテープから勝手に聴いていました。はじめの恭平さんの選書にループしますが、大洋さんもスーパーカーもカルチア食堂の原動力です。(詳しくは仲島か平井にお問い合わせください。本という括りを外せば、もっと色々あります。野外演劇とかね。)

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皆さまお元気ですか?ありがたいことに、僕は元気でやってます。こんな状況だからこそ、温もりを感じることが増えました。みんな、通販やテイクアウトのとき、好きな(支えたい)お店を厳選するようになりましたね?普段とらないコミュニケーションが増えましたね?健康を意識するようになったね?なってない?
これを機によい世の中になる気がしてならない。楽観的。

休日のおすすめの過ごした方は、DIYです!(本でなくて、ごめん。)作業の続きに入りますので、ここらへんで。

 

 

 

 

森本アリさんが選んだ3冊

市場が元気な町はいい町だ

『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場界隈の人々』

著者:橋本 倫史
出版社:本の雑誌社

世界で一番好きな場所のひとつ、沖縄・那覇の第一牧志公設市場。とはいえ足繁く通える訳ではなく、大学受験で訪れた那覇ではじめて迷い込んでからのち、訪れたのは数回。旅行で那覇を訪れると必ず市場を訪ねる。観光客目線しか持てないのだけど、生活に密接する特産品・名産品、交わされる言葉の訛り・リズム、そして空間の構造に目と耳が奪われる。70年以上の歴史を誇るこの市場は、2019年6月に老朽化による建て替えのため閉鎖、現在は近隣に仮設市場を建設し元気に営業中だが、3年後に元の場所で再開される。地縁のない広島出身の橋本さんが大きな使命を背負い、観察し、関係を築き、調査し、取材する。前著『ドライブイン探訪』で驚かされた、店の取材にとどまらずその土地の記憶と記録を探る考察と探求は、継続される。牧志公設市場は迷路である。市場を取り巻く「界隈」に何層にも包み込まれ、複雑な宇宙を作っている。歴史の積み重なりが形作ったその宇宙。40代の若き組合長が発する「この界隈は、まだ戦後処理が終わってないんですよ」にハッとする。

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昔話は生きている。民話採集家の大事な話

『あいたくて ききたくて 旅にでる』

著者:小野和子
出版社:PUMPQUAKES

人から話を聴く仕事をする全ての人に読んでほしい大事な本。子育て真っ最中の大事な休みの日に、宮城の山奥の農村、海辺の小さな漁村を訪ね、見ず知らずの人の家を訪問し、出会ったおじいさん、おばあさんに昔話を話して欲しいとお願いする。何十年も。昔話・民話の中に秘められ、時代と共に薄められ、時には歪められた本当の意味や歴史・風習・社会事情。それだけではない、そのひたむきな行為の先に生じる、きく人・はなす人の関係性。一つの人生に付き合い、分け合うことにもなる覚悟が語られる。昔話ではなく、はなす人が語る人生が現代の民話として記され、飼っていた動物の話が大事な大事な物語に成る。断片のような話が、ミステリーとして立ち上がる。語りつくされたような昔話に対して、これまで行われなかった洞察と解釈を与える優しく真撃な眼差し。面白すぎて読み進みながら姿勢を正し、正座して反芻する、特別な本。

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知ってるところがいっぱい出てくる

『ごろごろ、神戸。』

著者:平民金子
出版社:ぴあ株式会社

湊川公園、パークタウン、ミナエンタウン、東山商店街。この辺りの、地上が地下で、公園の下が映画館で商店街で……、さらに言うと、海=神戸ドックから稲荷市場〜新湊川商店街〜氷室神社=山までの南北一直線の数キロメートルは息をつかせぬエンターテインメントに溢れたエリアで、僕も海外の友人知人が来ると神戸観光として案内するのは決まってこのエリア。平民さんが神戸に移住するキッカケとなった神戸案内が同じコースだったそうだ。そして、本著は主にこの辺りの「ごろごろ」が描かれる。行政の広報として宿題をこなす、神戸の良さ面白さ、極私的観光名所案内はもちろん、子育てや社会的視点、そして市場賛歌・市場哀歌に泣かされ、深く共感させられる。それで終わらずに、定期的に差し込められる、デタラメでフリーダムな(最低で最高な)回が楽しくてしょうがない。

 

実はコレ、オマケ的な(こっちが真髄だったりもする)B面以外の、「ごろごろ、神戸」「ごろごろ、神戸2」「ごろごろ、神戸3」は全てウェブにて無料で読めるのだ。がしかし、編集=和久田善彦、デザイン=小山直基、著者=平民金子の3人が試行錯誤を重ねた、平民さんの言葉を借りると「灰になるまでこだわり尽くした情念の紙版」が見事なので、450ページの紙版は全く別物。両方楽しむべし。
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沖縄と宮城と神戸の、現在過去未来をつなぐ、記憶の記録についての本を3冊ご案内しました。遠くにも行きたくもなるけど、近くをもっと知りたくなる。
こんな機会めったにない。ゆっくりじっくりご近所巡りもどうでしょう。

稲垣佳乃子さんが選んだ3冊

ストローの音が聞こえて、自意識

『まともがゆれる』

著者:木ノ戸昌幸

出版社:朝日出版社

パックのジュースをストローで飲むとき、「ずずずずずっずずず」と音が出るのが恥ずかしくてたまらない時期があった。仕方ないことだと思っていても下品な飲み方をしている気がしてならない。ちょっとゆっくりストローを吸ってみたりすることも多々。これは、そう、いわゆる自意識だ。(ちなみにストローをパックの底の方までぐっと挿すと音が出にくくなるのを教えてもらった。それからというもの、音はしなくなった。一安心。)自分のちっぽけな自意識の存在に気づく。私たちは、あらゆる所で、自意識と立ち向かうことになる。だけどね、他人は思っているほど、自分を見ていない。自分への期待に押しつぶされて、がっかりするのはやめにしよう。「自分らしさ」と戦う自分の「らしさ」とは何だろうかと思うが、結局何もないはずなのだ。別に何もなくても、生きていけるという当たり前のことに、私はようやく納得できた。

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想像を超えた起源

『おむすびの転がる町』

著者:panpanya

出版社:白泉社

全ての事柄には「起源」が存在している。物事のおこり、始めである。例えば、マグカップの起源を調べてみよう。「今から1万2000年前の新石器時代までさかのぼる。現在確認されている一番古いカップは、日本や中国の地層から発見されている。 つまり、マグカップの起源は日本にある。しかし、この頃のカップは粘土を固め、飲み物がこぼれないようにしただけの器だったという。この器が進化していきマグカップになる」うん、そうだろうな。想像通りだった。他の例は自分で探してください。私たちは、想像できない起源に出会ったとき、そこにロマンを感じる。おむすびの転がる町には、ロマンが詰まっている。これは誰も想像しえなかった、とあるものの起源の物語だ。私はこのロマンに飲み込まれ、まんまと3冊購入してしまった。

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本の隙間にいる人たちを読む

『本をつくる』

著者:鳥海修、高岡昌生、美篶堂

取材・文:永岡綾 企画:本づくり協会

出版社:河出書房新社

私は出版社をしている。新刊を書店へ配達していた際、1冊破損してしまったそうで佐川急便からお詫びの連絡があった。うちの梱包が甘かったからなので、チームで気をつけようと話をした。弊社のメンバーが佐川急便に送ったメールが気に入っていて、時々読み返す。「破損した本を自宅に返送していただくことは可能でしょうか?今後の参考にしたいのと、大切に作った本ですので売れなくなっても捨てたりすることだけは避けたいと思っています」こんな時代に、一冊の本にどうしようもない愛着を持つのはなぜだろう。想いを込めてつくったものなんて、この世にやまほどあるはずだ。どんなものにもストーリーはあるはずだ。なのに、本は特別なのだ。本を作っている見えない存在に想いを馳せるだけで、私はいつも泣きそうになる。

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家では、あまり変わったことをせずたんたんと生活を。生活をしているとあっという間に日は暮れる。時間は経つし、眠くなるし、寝て起きての繰り返し。

最近は、花が綺麗な季節なので、@sakezukino_kabinというインスタを始めました。こんなときにこそ本をと言われたりしているけれど、どんなときでも本はいいなと思います。 

さりげなく:https://www.sarigenaku.net/

 

 

服部真貴さんが選んだ3冊

何度も訪れ花を摘む

『秘密の花園』

著者:フランシス・ホジソン・バーネット

出版社:福音館書店(福音館文庫)

いつもはリンドグレーンやエンデ推しなのだけれど、今はバーネットが気分で読み返している。児童文学上にも稀ではないかと思う、ひねくれすぎてかわいくない主人公メアリが両親を亡くし、インドからイギリスの荒涼とした地に立つ大きな屋敷に移り住み、従兄弟のコリン、友人のディコンと出会い、打ち捨てられた屋敷の秘密の庭を美しい花園に甦らせてゆく。白黒だった世界が次第に色鮮やかに豊かになっていく様子が頭に描きやすく、心にうれしく読み進めることが出来て、満たされます。今はディコンの母親スーザンに、母親として憧れ、大切なことを再確認させられている。読む度に登場人物のそれぞれの心の動きに発見があり、重なり、好きになる一冊です。

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私はどんなおばあちゃんになっているか

『西の魔女が死んだ』

著者:梨木香歩

出版社:新潮社(新潮文庫)

高校生だった時に友人が九州に住むおばあちゃんの話をよくしていた。季節ごとに届く手紙や孫を思って作られた手仕事の物が送られて来て、それを素敵だなぁと。そして、そんなかわいらしいおばあちゃんになりたい!と思い、そして強く思い続けている。この本は中学生になって間もなく、学校に行けなくなった少女まいが、田舎のおばあちゃんのところで、規則正しく、また自然に寄り添い暮らすことで回復していく、梨木香歩さんのベストセラー。私にとってはなりたかったおばあちゃん像がより具体的になった本。そうか!私はかわいい魔女のようなおばあちゃんになりたかったのだ、と初めて読んだ20年ほど前から修行を続けている。

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「北の椅子と」が大切に思う役割

『種をまく人』

著者:ポール・フライシュマン 訳:片岡しのぶ

出版社:あすなろ書房

舞台はアメリカ貧民街。アパートに囲まれた荒れた小さな広場に、ヴェトナム人の少女が小さな種をまくところから始まる。様々な人種、年齢、境遇の人が一人またひとりとやってきて、かつてゴミ溜だった場所が変化していきます。「北の椅子と」の店を始めるときに、場として大切に思ったことはこの本からもらっていて、好きすぎるこの本は、何度もなんども人に薦めて、プレゼントして、今手元にあるのは何冊目だろうと思う。本を読むことになれていない人もさっくり読める100ページにも満たないこの本に、人とのつながりは、場所の役割を作ることは、そう難しいことではないと教えられる。

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今は細々と店を開けており、休みは畑で夏野菜の準備をしています。きっと私がずっと家にいると、日ごろ気になる掃除や片付けなどには手も付けず、ずっと本を読んでいると想像する。空想の中で世界に羽ばたいたり、時代を遡ったり未来を覗いたり…きっとそこにはいない。いつも枕元に10冊くらいの読みかけの本があり、風呂の中から寝入るまでが読書タイム。そして、どこかに飛んでいきたいときに開くのは、たいてい児童文学。

カルチア食堂の 「こんにゃくカルボナーラ」と「奈良漬けクリームチーズ」

 

 

 

こんにゃくカルボナーラの作り方

 

材料(1人分)

・ベーコン 50g

・こんにゃく(薄切りで一口サイズに切っておく) 150g

・クリームチーズ 30g

・シュレッドチーズ 30g

・豆乳 100cc

・サラダ油 20cc

・砂糖 少々

・醤油 少々

・ブラックペッパー(お好みで)

 

(1)【火加減:強火】

 

強火で熱したフライパンにサラダ油をひきます。サラダ油が高温になったらベーコンを入れ、焼き色がつくまで炒めます。

 

 

 

(2)【火加減:強火】

 

こんにゃくを入れて炒めます。強火で炒めることで、こんにゃくの臭みを取ることができます。

 

 

(3)【火加減:中火】

 

こんにゃくの臭みが取れたら、火を中火に弱め、豆乳を入れます。豆乳にとろみが出るまで煮詰めます。

 

 

 

(5)【火加減:中火】

 

クリームチーズを入れて、煮詰めながら溶かします。クリームチーズが溶けたら、さらにシュレッドチーズを入れて煮詰めます。

 

 

(6) 【火加減:中火】

 

シュレッドチーズが溶けたら、砂糖、醤油で味を調えて完成です。お好みで、仕上げにブラックペッパーをかけてください。メゾンムラタのバケットと食べるのが、仲島さんのオススメ。

 

 

 

 

奈良漬けクリームチーズの作り方

材料(1人分)

・クリームチーズ 30g

・奈良漬け 30g

・オリーブオイル 15cc

・砂糖3g

・醤油 5cc

・お好みで 焼き海苔

 

 

(1)奈良漬けを粗みじん切りにします。

 

 

(2)ボウルに奈良漬け、醤油、砂糖を入れて混ぜます。

 

 

(3)オリーブオイルを入れて混ぜます。オリーブオイルを入れることで、奈良漬けとクリームチーズが馴染みやすくなります。

 

 

(4)クリームチーズを入れて、奈良漬けと馴染ませたら完成です!

焼き海苔に巻いて食べると、さらに美味しくいただけます。

 

 

 

 

コロナが落ち着いたら、カルチア食堂に。

 

2014年にオープンした「カルチア食堂」。仲島さんの接客の距離感が絶妙で、その心地よさに、ついつい長居してしまうお店です。「カルチア」は、カルチャー(文化)を昭和っぽく造語して生まれた言葉。そして、カルチャーはラテン語で「耕す」という意味。まさに、まちを耕すように、この場所にはいろんな人が集まり、イベントやビルの改装など、新たな活動が生まれる拠点になっています。ぜひ、「カルチア食堂」にお越しください。

 

 

DIYで改装された店内には、仲島さんと平井さんや、様々な作家さんによる作品が至る所に飾られています。

 

 

お家で一杯。

そんな日のおともに、カルチア食堂の「こんにゃくカルボナーラ」、「奈良漬けクリームチーズ」をお試しあれ。

 

カルチア食堂

神戸市兵庫区笠松通7-1-8

営業時間:[ランチ]12:00-14:00 [ディナー]18:00-24:00

※ランチは土日休み

休業日:不定休

横堀ふみさんが選んだ3冊

自宅が図書館になるなんて、考えてもいなかった

『彼岸の図書館—ぼくたちの「移住」のかたち』

著者:青木真兵・海青子

出版社:夕書房

ここ2、3年のあいだ、“住み開き”について考えている。“住み開き”という言葉はずっと前から聞こえていたが、するっと通り過ぎていた。それが変わってきたのが、新長田でいろんな人々の暮らしに触れ、もしかして今の私たちの家族にとって、住み開くことで何かが動き出すかもしれないと思ったのだった。私も旦那も引きこもり体質。しかも、今住んでいる家は到底誰も招待することが出来ない程、狭くてモノに溢れている。さらに、二人とも掃除も片付けも大の苦手。向いていない三条件が揃っている。それでも、惹かれるものがある。その理由の数々がこの本に紡がれているように思う。個の場を開くことで、家族ひとりひとりを活かすことになる直感があるのだ。

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私は隣の家の人が何を食べているのか知らない

『故郷の味は海をこえて—「難民」として日本に生きる』

著者:安田菜津紀

出版社:ポプラ社

今年のお正月に実家近くの本屋さんで見つけた一冊。児童書コーナーで平積されていて即買い。日本では、私の暮らしのすぐ隣に「難民」として生きている人々や家族の暮らしがあることを、知らなければずっと知らずにいる社会構造になっている。この本では、日本に暮らす人々による、7つの地域をルーツとした故郷の味が登場する。様々な記憶や思い出の詰まった故郷の味を通して、故郷での暮らしや、今の日本での暮らしについて紐解く。写真も豊富に掲載されていて、いろんな情景が目に浮かぶ。あぁ、どのご飯も食べてみたい。そして、そのご飯の背景にあることを、もっともっと知りたいと思うのだ。

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(本文抜粋)観せるのが主ではなく、自らがたのしむのが主でありたい。

『家庭用児童劇』

著者:坪内逍遥

出版社:ほるぷ出版

編集部からは手に入りやすい書籍を…という要望があったのだが、元町の古本屋さんで見つけた貴重な書籍を紹介させて頂く。日本の近代文学の成立に大きな影響を及ぼした坪内逍遥によって記された、大正11年に出版『家庭用児童劇』の復刻版(昭和48年に出版)。ちなみに、大正11年は1922年、今から98年前である。12の児童劇の台本が収録され、これらの台本は家庭の中で(会場は自宅で、出演者は子どもたちが中心に)上演する事が前提となっている。当時、この台本を自宅で上演した家族がどれほどあったのか全く想像できないけど、約100年前にこんな事を考えて出版までしてしまう作家がいたことが面白い。どなたか、自宅で、児童劇を上演してみたい方いらっしゃいませんか? この本を一緒に楽しんでくださる方を募集します!

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自宅待機も長くなると、三食のご飯に対しての家族の一喜一憂があらわになり、食事の準備がなかなかのプレッシャー。また、家族だけで自宅に引き籠っていると、風通しが悪く、些細な事でも火花が飛び散る。暮らしには、いつだって他者が必要なんだと実感する。そんな事を思いながら選んだ三冊です。

高木晴香が選んだ3冊

生活を楽しくするヒントが詰まった

『深夜夜行バスに100回くらい乗って分かったこと』

著者:スズキナオ
出版社:スタンド・ブックス

外出自粛以降、数日経って自宅での生活に飽きてきた頃に、私が敬愛するライターのスズキナオさんが書いているとあって手にとったこの本。スズキさんはフリーライターなのだが、「チェアリング」という町中どこでも自分の場所にしてしまうというすごい発明をした方。裏輪呑みというアンダーグラウンド呑みと同じ匂いを感じさせるこの発明は、巷を賑わしている。(詳しくはgoogleで検索してください。)本作は、そんな天才スズキさんが日常の中で素通りしてしまうような出来事や景色を心ゆくまで探求した記録集となっている。きっと分かる人には分かるこの魅力。町歩きや町のディープスポット好きな方、一見くだらないことを全力で楽しむのが好きな方へオススメです。ちなみに、シタマチコウベでお馴染みの「中畑商店」さん、「木下酒店」さん、「淡路屋」さんも登場しているのでお楽しみに。

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“あるべき姿なんてない”のかも

『違国日記』

著者:ヤマシタトモコ
出版社:祥伝社

異国じゃありません。違国です。これは、35歳の独身女性と15歳の女子が共同生活を突然開始し、その価値観の違いやなんやかんやが本当に違国だってこと。この突然の共同生活で登場人物が向き合ったのは、相手ではなく自分。私たちが社会の中で、家族の中で、それぞれのコミュニティで求められている“あなたらしさ”と、自身とのギャップ。大人になって、無意識に周りに合わせることを覚えた私たちに、新鮮な問いを投げかけてくれます。コロナで変わらざるを得ない社会の中で、私たちも少し自分と向き合う時間を作って、見直してみることはあるんじゃないか。生活感あふれる描写は穏やかに。心に染みるシリーズ。

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究極のグルメレポート、いや、人生。

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』

著者:上田遼平
出版社:朝日新聞出版

最後にご紹介するのは、テレビ東京の番組が本になったという本作。番組のことを知らなかったので、本で初めて知ったのですが、本当にびっくりしました。いわゆるグルメレポート兼海外案内番組じゃありません。世界のなんとかキューみたいな笑いではありません。シリアスです。だって、取材先はロシアのカルト村、台湾のマフィア、リベリアの元少年兵たち、ケニアのゴミ山。こんなパンチの効いた場所で、そりゃきっと危険で、デンジャラスで面白いんでしょう。となめてかかったら、全然違う。その向こうにあったのは、グルメリポートの真髄、食べること=生きること。グルメリポートから生とは何かが見えてきます。最後に、King Gnuの井口理さんの言葉を借ります。「貧しくても、罪人でも、女でも男でも、みんな等しく平等に食べて生きている。おれたちみんな血の通った人間なんだと教えてくれる。すげー。」

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仕事も授業もリモートで行われるようになり、初めは慣れない思いをしましたが、慣れてきた最近。でも、3週間延期ということで、これからの家で過ごす時間をどう楽しむか、考えているところです。コロナで刻々と状況が変化している中で、私たちも変化が求められている。そんな時に、本は新たな視点をもたらしてくれるものだと思います。ぜひ、この機会にお気に入りの1冊を見つけてみてください。

 

 

ニューヤスダヤの「インド風カレー」

 

インド風カレーの作り方

材料(5人分)

・玉ねぎ 1玉

・トマト 1個

・鶏肉 500g(一口サイズに切っておく)

・ニンニク 大きめのひとかけら

・生姜 大きめのひとかけら

・パウダースパイス( 3種類)

−コリアンダー(茶色いスパイス) 小さじ2

−ターメリック(黄色いスパイス) 小さじ1

−カイエンペッパー(赤いスパイス) 小さじ1

・水1L

 

( 1 ) 【火加減:弱火】

 

まずは鍋を2つ用意します。一つはお湯1Lを沸かし、もう一つには油100cc(鍋の底がしっかり浸るくらい)を入れて火にかけます。ニンニク、生姜をみじん切りして、油の入った鍋に入れて弱火で炒めます。

本場のインドカレーには、油がたっぷり使われていて、食べるときに油膜があるほど。スパイスの香りを出すために、油の量は減らさないようにしてください。

 

*ここでホールスパイスを入れてもOK!シンプルな味付けにしたい場合はクミン、クセのある味付けにしたいときはフェンネルなどがオススメ。

 

 

 

( 2 ) 【火加減:強火】

 

ニンニク、生姜の香りが立ってきたら、強火に切り替え、十字に切ってから千切りにした玉ねぎを入れます。ここで、塩をひとつかみ入れるのがポイント。これで玉ねぎの水分を出やすくして、炒めていきます。玉ねぎを焦がさないように注意しつつ、あまりかき混ぜないように。

 

玉ねぎを長く炒めると、旨味が強くなります。スパイスの風味を活かしたい場合は、玉ねぎの端の方が茶色くなったタイミングで止めるのがオススメ。

 

 

( 3 ) 【火加減:弱火と中火の間】

 

火を弱火と中火の間に弱め、1cm角に切ったトマトを鍋に入れます。トマトを潰すようにして炒めます。

 

★重要

玉ねぎとトマトの水分が抜けるまで炒めて、旨味を凝縮させるのが美味しくするポイント。どこまで炒めるか、目安は簡単。写真のように、炒めている具を、混ぜているヘラの角を使って分けてみます。具が道のように分かれたら十分です。

 

 

( 4 ) 【火加減:弱火〜中火の間】

 

いよいよスパイスの登場です。

準備したスパイスを鍋に入れます。ここでは基本の3種類のスパイスを使いますが、お店では約10種類ものスパイスを使うこともあるんだそう。お好みでスパイスを足して、味を研究していくのも、カレー作りの醍醐味。

 

★重要

スパイスを入れたら、ペースト状になるまでしっかり混ぜます。美味しさの決め手になるので、時間をかけて丁寧に。

 

*このペーストを多めに作って、小分けにして冷凍しておくと便利!

 

 

 

( 5 )【火加減:弱火〜中火の間】

 

鶏肉を入れてさらに炒めます。ペーストが焦げ付かないように注意。

 

*更なる美味しさを追い求める方は、鶏肉の旨味を閉じ込めるために、サラダ油を引いたフライパンで、鶏肉の表面に焼き目をつけてから入れてください。鶏肉を入れたら、( 6 )へ。

 

 

 

( 6 )【火加減:弱火〜中火の間】

 

鶏肉の表面に焼き目がついたら、沸かしていた熱湯を入れて、20 〜30分間煮込みます。ここで水を入れてしまうと、旨味が逃げてしまうので、必ず熱湯を入れましょう。また、煮込みすぎても鶏肉の旨味が逃げてしまうのでご注意を。

 

 

 

( 7 ) 煮込み始めて20分が過ぎたら、味を見ながらお好みで塩を足して、完成です!

 

 

 

盛り付け

 

お好みで、ハーブやパクチーをトッピングしてみてください。

 

 

 

おまけ

 

炊飯器で出来ちゃうパプリカライスの作り方

材料(5合分)

・お米 5合

・水 5合分の量

・パプリカパウダー 小さじ1

・油 ひとまわし

・塩 小さじ1

 

炊飯器に、いつもお米を炊く要領で、お米と水をセットします。そこに、パプリカパウダー、塩、油を加え、軽く混ぜます。その後は、いつものようにスイッチを入れるだけ。白いご飯も美味しいけど、パプリカライスで特別感がプラスされます。

 

 

 

 

コロナが落ち着いたら、ぜひニューヤスダヤに。

 

ニューヤスダヤでは、店主こだわりの本格スパイスカレーがいただけます。「ニューチキンカレー」や、「ブランデーとイカ墨の黒海老チリキーマ」、「タイム香る鯖三杯酢キーマ」など、名前から味の想像がつかないので、何を注文するか迷うかもしれませんが、どれを頼んでも間違いなしの美味しさ!ぜひ、“謎カレー”を食べにお越しください。

 

カレーだけでなく、スパイスの効いたおつまみも充実していて、お酒も食も進みます。また、昼飲みができるのも、魅力の一つです。

 

 

店主の藤村勇輝さんが、仲間たちとリノベーションで作った店内も、見どころ満載です。

 

ニューヤスダヤの「インド風カレー」、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

大衆スパイス酒場 ニューヤスダヤ

店主こだわりのカレーや、スパイスの効いた肴と、お酒が楽しめます。
住所:神戸市兵庫区西出町2-17-18 安田ビル1階
営業時間:[ランチ] 11:30~14:30[ディナー] 18:00~21:30
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