エリア一覧
「今夜、シタマチで」では神戸西部市街地の5エリアを舞台に、
乙な大人呑みを提案する飲み歩きマガジンです。
三宮や大阪の華やかでおしゃれな場所にいることが疲れたとき、
気取らずに立ち寄れる夜の町の魅力をご紹介致します。

新長田
新長田1番街商店街、大正筋商店街、本町筋商店街、六間道商店街、西神戸センター街などの、昔ながらの商店街が交差するエリアです。新長田駅のそばにある若松公園には、「鉄人28号」のモニュメントがそびえ立ち、まちを見守っています。

駒ケ林
駒ヶ林は神戸の名産いかなごの釘煮発祥の地と言われている漁港の町。長田港では新鮮な魚たちが水揚げされ、小さな魚市場ではセリがおこなわれています。このエリアは奈良・平安時代から大輪田泊の停泊所であった歴史ある漁村集落で、細い路地が入り組み、昔ながらの雰囲気が色濃く残っています。

苅藻
苅藻は三ツ星ベルトをはじめ、工場や商店、住宅が混在する町。兵庫運河を開削した土でできた苅藻島はかつて大規模な貯木場でしたが、現在は運河の環境を活かしてマリーナとして生まれ変わっています。

御崎公園
御崎公園はヴィッセル神戸の本拠地ノエビアスタジアム神戸があることで有名な町。北側の兵庫運河では、レガッタなどの水上スポーツが盛んにおこなわれており、運河沿いの遊歩道キャナルプロムナードは市民の憩いの場になっています。

和田岬
和田岬は神戸港の西に突出する岬で、造船をはじめとする重工業地帯。駅のすぐ近くには笠松商店街があり、懐かしい下町の佇まいが垣間見えます。エリア内には角打ちのできる酒屋が多く点在しており、仕事終わりの時間帯には多くの人で賑わっています。

中央市場
平清盛が整備したことで有名な「大輪田泊」があったエリア。その後、「兵庫の津」と呼ばれ、多くの船が往来しました。物流の拠点として、日本の産業を支えたこの場所は、2018年に神戸市初の日本遺産に登録されています。市場には、一般の方も購入できる専門店や、料理教室が開かれています。