和田岬駅から徒歩2分のところにある「カルチア食堂」。料理人の仲島義人さんと、建築士の平井陽さんが、空きビルを自分たちで改装してできた場所です。レトロな雰囲気の漂うこのお店では、お酒にぴったりな創作おつまみがいただけます。今回は仲島さんに、すぐに作れる簡単おつまみのレシピを、2種類ご紹介いただきました。
こんにゃくカルボナーラの作り方
材料(1人分)
・ベーコン 50g
・こんにゃく(薄切りで一口サイズに切っておく) 150g
・クリームチーズ 30g
・シュレッドチーズ 30g
・豆乳 100cc
・サラダ油 20cc
・砂糖 少々
・醤油 少々
・ブラックペッパー(お好みで)
(1)【火加減:強火】
強火で熱したフライパンにサラダ油をひきます。サラダ油が高温になったらベーコンを入れ、焼き色がつくまで炒めます。
(2)【火加減:強火】
こんにゃくを入れて炒めます。強火で炒めることで、こんにゃくの臭みを取ることができます。
(3)【火加減:中火】
こんにゃくの臭みが取れたら、火を中火に弱め、豆乳を入れます。豆乳にとろみが出るまで煮詰めます。
(5)【火加減:中火】
クリームチーズを入れて、煮詰めながら溶かします。クリームチーズが溶けたら、さらにシュレッドチーズを入れて煮詰めます。
(6) 【火加減:中火】
シュレッドチーズが溶けたら、砂糖、醤油で味を調えて完成です。お好みで、仕上げにブラックペッパーをかけてください。メゾンムラタのバケットと食べるのが、仲島さんのオススメ。
奈良漬けクリームチーズの作り方
材料(1人分)
・クリームチーズ 30g
・奈良漬け 30g
・オリーブオイル 15cc
・砂糖3g
・醤油 5cc
・お好みで 焼き海苔
(1)奈良漬けを粗みじん切りにします。
(2)ボウルに奈良漬け、醤油、砂糖を入れて混ぜます。
(3)オリーブオイルを入れて混ぜます。オリーブオイルを入れることで、奈良漬けとクリームチーズが馴染みやすくなります。
(4)クリームチーズを入れて、奈良漬けと馴染ませたら完成です!
焼き海苔に巻いて食べると、さらに美味しくいただけます。
コロナが落ち着いたら、カルチア食堂に。
2014年にオープンした「カルチア食堂」。仲島さんの接客の距離感が絶妙で、その心地よさに、ついつい長居してしまうお店です。「カルチア」は、カルチャー(文化)を昭和っぽく造語して生まれた言葉。そして、カルチャーはラテン語で「耕す」という意味。まさに、まちを耕すように、この場所にはいろんな人が集まり、イベントやビルの改装など、新たな活動が生まれる拠点になっています。ぜひ、「カルチア食堂」にお越しください。
DIYで改装された店内には、仲島さんと平井さんや、様々な作家さんによる作品が至る所に飾られています。
お家で一杯。
そんな日のおともに、カルチア食堂の「こんにゃくカルボナーラ」、「奈良漬けクリームチーズ」をお試しあれ。
カルチア食堂
神戸市兵庫区笠松通7-1-8
営業時間:[ランチ]12:00-14:00 [ディナー]18:00-24:00
※ランチは土日休み
休業日:不定休
カルチア食堂 店主
仲島義人さん
高校卒業後、就職のために岡山から神戸へ。4年間ホテルでコックを務める。その後様々なジャンルの料理を経て、2010年に幼馴染の平井陽と再会。クリエイティブユニット「地球は丸い」を結成し、創作活動を開始する。2014年、和田岬にて3階建てのビルを自分たちで改装し、「カルチア食堂」をオープン。
掲載日 : 2020.05.18