神戸の下町と呼ばれる長田区・兵庫区の南部エリアは、古くより靴や洋家具など、ものづくり拠点として神戸の地場産業を支えてきました。この記事では、ものづくりの街 神戸に根付き活動する職人が手がけた上質なプロダクトブランドをご紹介します。洋家具の伝統を引き継いだ雑貨やオーダー家具、セミオーダーシューズ、老舗のオリジナルザックなどなど。日常を豊かにするアイテムたちを自分へのご褒美や特別なギフトにぜひいかがですか。

神戸洋家具の伝統技を活かした無垢材のオーダー家具「MOU Trateknik & Design」

MOU Trateknik & Design

MOUは、洋家具発祥のまち神戸で誕生した無垢材を使用した雑貨・オーダー家具の工房です。地下鉄「苅藻駅」から徒歩1分にある戦前に建てられた工場をリノベーションしてアトリエとして活用しています。MOUでは、お客様の要望をヒアリングした上で無垢材のオーダー家具を一つ一つ丁寧に仕上げています。主な家具タイプとして、机やソファ、椅子、キャビネットなどが挙げられます。オーダー制作以外にもリペアやリメイクにも対応しています。また、家具を作る際に出る端材を再利用したプロダクトも。

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カジュアルに使えるセミオーダー革靴「ミサキシューズ」

ミサキシューズ

ミサキシューズは、革靴でありながらスニーカーのようなやわらかな履き心地でカジュアルに使えるセミオーダー革靴です。元町にある店舗にて採寸・オーダーを受けた靴は和田岬にある共同工房KNOCKS:BESPOKE（ノックス ビスポーク）で職人の手作業によって作られます。ミサキシューズでは、いくつかのデザインと革からお好きな組み合わせを選ぶセミオーダー式で、ソールの交換もできるため長く愛用できるでしょう。靴職人の内尾暢志さんはお客さんの足の悩みに合わせて木型から作るフルオーダーのブランド「JOHNWILLIAMHart」も手がけています。

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老舗店の技術とノウハウが引き継がれた機能性ザック「神戸ザック」

神戸ザック

神戸ザックは、1971年に登山家で職人の星加弘之さんが創業したザックブランドです。2020年には関西を中心に様々なセレクトショップを手がける前川拓史さんが事業継承し、星加さんの指導のもと、長年培われた技術とノウハウを受け継いで再スタートしました。神戸ザックでは、本格的な登山でも使える機能性の高いオリジナルザックからタウンユースのザック、ショルダーバック、端材を活用したポーチなど、上質なプロダクトを展開しています。アイテムは、工房を兼ねた新長田店のほか、国際会館SOLに入っているじばさんeleやオンラインショップで購入可能です。

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レトロな模様が美しい昭和型板ガラスを新しいカタチに「旭屋ガラス店」

旭屋ガラス店

旭屋ガラス店は、新長田にある1927年創業の下町のガラス屋さんです。元々は建築用板ガラスや海外の装飾ガラスの取り扱いや取り付けを主な商いとしていました。3代目・古舘嘉一さんが引き継いでからは、すでに量産されていない昭和型板ガラスを再利用したプロダクトを展開しています。お皿や小物、ランプシェードなど、昭和型板ガラスの模様を生かしたプロダクトは、昭和レトロな雰囲気を持ちつつ、洋空間にも合うシンプルなアイテムとして注目を集めています。

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シンプルで無骨なデザインに魅せられる「LYNCH SILVERSMITH」

LYNCH SILVERSMITH（リンチ・シルバースミス）

LYNCH SILVERSMITH（リンチ・シルバースミス）は、兵庫運河沿いの倉庫街にアトリエ兼ショップを構えるシルバーブランドです。アメリカのロサンゼルスで技術を学んだ職人 矢野達也さんが1994年に立ち上げました。1980年代のインダストリアルデザインを彷彿させる作風で、昔ながらの製法でみられるシルバー正面の鋳肌の質感を取り入れたシンプルで無骨なデザインが特徴です。ショップでは、シルバー製品の他にベルトや財布、カバンなどの革製品も販売しています。

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