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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

下町日記

衣笠文清(ぶんせい)

十二月二十五日(月)

2024.01.26

あっという間に今年が終わる。

世間はクリスマスと言うのに、

やり残していることばかり。

大掃除をしながら振り返ってみる。

心もスッキリ自分と向き合える大切な時間。

2023年の漢字は“税”

自分の今年の漢字は何だろう。

きっと“祭”である。

 

霊山院の本尊でもある弘法大師(空海)様がお生まれになって今年で1250年の記念の年。

同時に、真言宗が開かれて1200年の記念の年となる。

1月より大きな法会にも沢山出仕させて頂き慌しい日々が続いた。

 

今年はお寺で若者が集まるFESを初めて開催した。これが“祭”である。

僧侶となり神戸に帰って来てからとても素敵な仲間に巡り逢った。

「0の信心を1に…まずはやってみる。」と言うのがお坊さんとしての自分のモットー。

年始から本格的に話が始まり、

「まずはお寺に来てみて欲しい」

と言う考えに

賛同してくれた仲間たちと共に

みんなで作り上げたお祭りである。

ポスターにステッカーに

イベントを通して沢山の学びとご縁があった。

「すごく良いイベントだった!」と

皆様のおかげで大成功に終わった。

そしてもう来年の話が始まっている。

 

踏み出せばいろんなものが動き出す。

踏み出せばいろんな人が支えてくれる。

まずはやってみる。

本当に素敵な一年だったと

改めて感じた一日であった。

登場人物

衣笠文清(ぶんせい)

長田区にある弘法大師が本尊のお寺、東寺真言宗霊山院の副住職。平成2年生、兵庫高校→日本体育大学→高野山大学→金剛峯寺研修生を経て神戸に帰る。四国八十八ヶ所霊場を歩き遍路にて成満。趣味は音楽。檀信徒の皆様と地元神戸の人を笑顔にできる僧侶になる為に日々精進してます。
夢は「本堂再建立」

Instagramにてお寺の情報と笑顔を発信 @kuho_zan_reizanin
毎月20日14時〜本尊報恩法話会
28日14時〜不動明王護摩祈祷

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