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タダノヒトミ

一月五日(月)

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さて、世間は今日から仕事初め。
『公のわたし』としては晴れて今日からお仕事で、朝から職場である区役所へ向かう。

週に3日神戸市の地域コーディネーターとして、兵庫区でお仕事をさせてもらっている。『公私混合』をモットーに生きるわたし、普段はとにかくまちを走り回っていて「今日はどの顔でここにいるんだっけ?」がもはやわからなくなるくらいのカオスぶりだが、ちゃんと書類をつくったりしながらデスクに向かってる日だってあるわけで。

区役所にいると、年始なのでいろんな方がご挨拶にみえる。
地域のためにはたらく、○○長と呼ばれるような肩書きのある方々と気さくにお話させてもらえるのも、わたしが首から下げているこの緑の名札があるからで、そうでないわたしとの違いを感じるのはこういう場面。

普通なら時間をかけて、ご挨拶を重ねて丁寧に築いていく関係性を一気にすっとばして、本題に切り込める枠って本当に恵まれている。
タダノシュフとしてまちにいるのとは全然違う、行政の中の人になるという経験をさせてもらって、約3年でたくさんのことを学んだ。

まちのことをそこに関わるみなさんがそれぞれの立場で考えていて、その立場ゆえに使う言語や思考回路が違って、時にほころびが生じることもある。
わたしの役割とは、絡まりそうな糸をみつけてほどきながら、お互いのことを理解しやすくなるようそれぞれに向かって言語化し、話をあるべきかたちに沿うよう戻してゆく、まるで通訳のようなお仕事だと思っている。

さて、そんなこんなしていたらもうお昼。
食べることが生きがいのわたしにとって、大好きな市場に徒歩3分のアクセスという湊川エリアでの昼休憩は最高のリフレッシュタイム。

そしてこの日は、ランチの前にまずお買い物へ。

擬実家で出していた丹波屋さんの黒豆が美味しすぎて、さらにグレードの高いものを買ってきてほしい、と黒豆フリークの友人から受けた新年の重大なミッション。

お店に着いたら、なんと高級なやつだけもう売り場に見当たらなかった。
え!まさか!今年もう終わった!?


こわごわお店の方に聞いてみたら「ちょうど今裏でつめてるねん!」ということで、無事に700円のほうの特選の大粒黒豆をゲット。

出してきてくれたお父さんに「こっち食べたらもう前のんには戻れんで!」と言われる。
わお、こわいけどめっちゃ楽しみ。

そしてランチはじめは、『ハートフルみなとがわ』の中にある『喫茶おもてなし』へ。
ここは日替わりでナポリタンやオムライスなど王道喫茶メニューのランチがサクッと出てくるので、時間に追われるお昼休みにはぴったり。

店内には真ん中に大きなテーブルがあって、混んできたら自然と相席になるので、お昼時は市場でお買い物ついでの人々がどんどん集まってきて、その人間模様がとても面白い。ごはんを食べながら、まるで昼ドラを観ているようなエンタメ感がある。

熱々のナポリタンをいそいで頬張りながら、最後の方にようやく気づく。麺だと思ってたやつなんと、ところどころに『もやし』おるやん。

お味噌汁に山盛りレタスが入っててビックリする日もあったり、ここの食材のチョイスがすごく個性的でわたしは好き。


お昼を終えたら区役所に戻り、お仕事に専念する。さすがに初日からは外回りも会議もなくて、ひたすらずっとPCに向かう。
そうしていると終業のチャイムが鳴って、ようやくお仕事終了。

外に出たら、湊川公園の入り口にある、あるじを失ったお馬さんの像が美しく夕陽に照らされてたので、思わずパチリ。


年始から佳き一日。めったにないフルタイムでオンなわたしを書けてよかったな。

さて、今日はどこで夕飯食べようか。

タダノヒトミ

垂水区生まれ新長田育ち、高校生活とのちの数年を兵庫区で過ごし、関東へ。横浜での6年間の子育てを経て、ふたたび神戸は灘区で山の民になってみるも肌に合わず、2年前に出戻った長田区在住海の民。下町とそこに住むひとびとをこよなく愛する。『タダノ』は苗字ではなく、枠にとらわれず肩書きのない自分で生きていたいという意味でつけたサードネーム。

掲載日 : 2026.01.20

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