12/31から1/1にかけての
年越し護摩祈祷が終わったところ。
今日は寝ずにこのままお正月の御祈祷をすることになりそう。
年末より三ノ宮の飲食店に手作りのお守り付き護摩祈祷を置いて貰って7年目。
お酒の飲めない私が見る、お酒を飲んだ人の本音。
何か一つ目標を持った一年にして欲しくて。
神戸に帰って来て身近な人、ご縁のある人の幸せを願いたい。
と始めたのがきっかけ。
「今年お願い事叶いました!」
「おかげでいい一年になりました。」と
街で出会った時に声を掛けてもらえるのが何より嬉しい。
護摩木に書いた願いがそのままお守りになる。
「今日一日を楽しく」と書いたお守りを鍵につけると、
家に帰った時にそれが目に入り
今日一日を振り返るきっかけになる。
何気ない毎日に少しの感謝を持ち、
もっと素敵な日々を過ごせます様に。
そんな気持ちを込めて一つ一つ丁寧に作る。
だからこそみんなの声が嬉しい。
お世話になったお店の御祈祷札は今年14本。
昨年の倍である。
護摩木とお札の読み上げをすると
そのお店とその人の顔が頭に浮かぶ。
どのお店も大好きな人たちが集まる。
自分ができる大好きな人たちみんなへの一年の感謝。
けど、沢山の人に後押しされて、
結果自分が一番元気をもらっている。
感謝をされている。
互いに感謝できる関係が嬉しい。
一年に一回の楽しみ。
来年からも大切にしていきたい行事の一つである。
衣笠文清(ぶんせい)
長田区にある弘法大師が本尊のお寺、東寺真言宗霊山院の副住職。平成2年生、兵庫高校→日本体育大学→高野山大学→金剛峯寺研修生を経て神戸に帰る。四国八十八ヶ所霊場を歩き遍路にて成満。趣味は音楽。檀信徒の皆様と地元神戸の人を笑顔にできる僧侶になる為に日々精進してます。
夢は「本堂再建立」
Instagramにてお寺の情報と笑顔を発信 @kuho_zan_reizanin
毎月20日14時〜本尊報恩法話会
28日14時〜不動明王護摩祈祷
掲載日 : 2024.01.27