12月31日日曜日、本日は須磨に住んでいる祖母の家にお邪魔しています。
昼寝をしていると「いつまで寝てるの〜」と小さい子どもの声が聞こえて、すごい衝撃で叩き起こされます。
兄夫婦が甥っ子達を連れて来たようで、今朝まで静かだった家が騒がしくなっていました。
5歳の男の子と2歳、1歳の女の子の3兄妹がやって来て、「かくれんぼしよー」と誘われました。この家で隠れられる場所など、ほとんど無いに等しいのにと思いながらも承諾し、探す役を引き受けました。
10秒数えて探し出しますが、早々にクッションの後ろに隠れている姪っ子を見つけます。
体の半分以上はみ出しながらも頑張って隠れている様子が可愛かったので、見逃そうかとも考えましたが容赦なく見つけることにしました。
「みーつけた」と声をかけると大喜び。どうやら、見つかっても楽しいらしいので、その後も大人気なく発見を繰り返します。
そもそも隠れられる場所がないのだから、短いスパンで何度も隠れさせては見つけるという行為を繰り返し、あっという間に時間がすぎて行きました。
途中、いかにも「おばあちゃんの家」らしき古いポスターも発見しつつ、疲れたのでかくれんぼはお開きにしました。
小さい来客たちに祖母も楽しげな様子で、とても良い時間が過ごせました。
その後、祖母宅を後にし長田の自宅へと戻ります。夜もすっかり遅くなっており夜風が気持ち良いので少し散歩を。
長田港は、船とセットで一つの景観を生み出しているところが魅力です。
この泥臭い感じが実に長田らしくて素敵ですね。
そんなことを思っている間に年を跨いでいました。
昨年は多くの方々にお世話になりました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
前田迅人
1998年神戸市生まれ。2023年に神戸芸術工科大学大学院を卒業し、同年に(有)スタヂオ・カタリストへ入社。小さい頃から長田に住んでおり、学生時代は密集市街地の住環境改善をテーマに長田区に関する研究を行っており、まちづくりについて勉強をしていた。
掲載日 : 2024.01.19