わたしたちの事務所がある小池加工所から、自転車で25分くらいのところにバイソンという10軒くらいの廃屋をみんなで直して、暮らしたり働いたり遊んだりしている村があります。
中秋の名月の今日は、バイソンにあるお茶室でお月見をしながら月釜(毎月の茶会を月釜といって、定期的にここで子どもも大人も一緒に文化体験できる月釜をしています)の日。
もともと木造建築の廃屋だったんだけど、梁や床はとてもきれいだったのでできるだけそのままを残して直してくれた。木の端材を敷き詰めてつくった床は、踏み心地も最高。
縁側の木の上も、何をしてても気持ちいい。
遊んだり、寝転がったり、満月がでる前から月見団子食べたり。
満月がでてからは、大人は月見酒を交わしながら、お茶を飲む。
子どもたちは茶室の裏山探検。
木に囲まれた場所だと、賑やかな子どもたちの声も大人の談笑もいい感じに混ざり合うみたい。
今月の月釜も、とても良い時間だった。
来月も楽しみだな。
木って、本当に気持ちいいです。
ハマベレミ|KUUMA Inc.代表/企画編集者
神戸市須磨区に生まれ、幼少期から犬や猫、金魚や亀にハムスター、虫などと暮らしていたおかげで動植物といると、落ち着く。リクルート(旧リクルートコミュニケーションズ)でディレクターを経験後、2012年に独立。2017年にKUUMA(クウマ)を創業。異なるものが混ざり合い強度を増していく間柄づくりを大切に、課題解決につながる企画や編集業務を行う。
掲載日 : 2024.09.30