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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

下町日記

廣田恭佑

八月九日(水)

2023.09.14

本業は理学療法士。

会社の経営をするようになってからも、その原点はそこにある。

 

理学療法

理学療法士になったきっかけは省略するが、病院に勤めてから感じた課題は、

”未然に防げた”症状があるのではないかとということ。

カラダがボロボロになるまで、治療しなかった人

病院を自立して退院したのに、また入院してくる人

そんな人を診ていく中で、マチに出て”予防”を普及しようと思った。

 

神戸新長田

予防の重要要素は、運動・栄養・社会参加である。

しかし、今まで運動にしかアプローチしていなかった。

医療・福祉が地域となかなかつながっていかないと感じていた。

そんなことを漠然と考えている時に、星野リゾートのOMOがホテルの入口に地域マップを掲示して、マチのいいところを紹介していた。

僕の中で色々とパズルがつながったので、いいところを真似しよう!とディスカバリーマップを作った。

リハビリを利用する人に、美味しいお店や習い事、散歩道、思い出を共有してもらい、新たなつながりを作ってもらおうと思った。

今日、早速利用者さんが地図の前でお話しされていて、ほっこりしたのでここに記録したい。

登場人物

廣田恭佑|株式会社PLAST

理学療法士として回復期病院に勤務後、退院した患者さんが再入院しないように地域でフォローしたいと株式会社PLASTを起業。”まち支え”をコンセプトに地域に必要な医療・福祉を商店街の中で展開。現在では小児・高齢者デイサービスに加えて、福祉用具事業所、保育園、チョコレート店など10事業所を運営している。

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