本業は理学療法士。
会社の経営をするようになってからも、その原点はそこにある。
理学療法士になったきっかけは省略するが、病院に勤めてから感じた課題は、
”未然に防げた”症状があるのではないかとということ。
カラダがボロボロになるまで、治療しなかった人
病院を自立して退院したのに、また入院してくる人
そんな人を診ていく中で、マチに出て”予防”を普及しようと思った。
予防の重要要素は、運動・栄養・社会参加である。
しかし、今まで運動にしかアプローチしていなかった。
医療・福祉が地域となかなかつながっていかないと感じていた。
そんなことを漠然と考えている時に、星野リゾートのOMOがホテルの入口に地域マップを掲示して、マチのいいところを紹介していた。
僕の中で色々とパズルがつながったので、いいところを真似しよう!とディスカバリーマップを作った。
リハビリを利用する人に、美味しいお店や習い事、散歩道、思い出を共有してもらい、新たなつながりを作ってもらおうと思った。
今日、早速利用者さんが地図の前でお話しされていて、ほっこりしたのでここに記録したい。
廣田恭佑|株式会社PLAST
理学療法士として回復期病院に勤務後、退院した患者さんが再入院しないように地域でフォローしたいと株式会社PLASTを起業。”まち支え”をコンセプトに地域に必要な医療・福祉を商店街の中で展開。現在では小児・高齢者デイサービスに加えて、福祉用具事業所、保育園、チョコレート店など10事業所を運営している。
掲載日 : 2023.09.14