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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

下町日記

小笠原舞

六月十七日(金)

2022.06.29

ちょっぴり心温まる昨日のこと。

産後6日目。退院して2日目。

今まで実家から来ている母が息子の送迎してくれていたけれど、
私が家にいるので「かぁかと一緒に保育園行く〜」と大号泣の息子。

あまり歩けないから行けないことを説明しても、
元気にはしているので、なかなかわかってもらえず…
自転車に乗せてみても、身体を揺らして泣くので危なくて出発もできない。

困った…

けれど、夫は早朝から撮影仕事に行ったため、母が行くか私が行くかしかない。
これは無理だな…と諦めて、裏に住む同級生ママに
「もしよければ、保育園に一緒に連れて行ってもらえませんか?」と連絡を入れた。

「もちろん!うちで少し遊んでから連れていくね」と即答。
なんてありがたいのでしょう。

息子に伝えると、パッと泣き止み、「○○くん家、行く!」と急に態度が変わった。
お迎えに来てもらうと、さらにルンルンに♪
あぁ、ありがたい。

朝から大好きなお友達と遊べて大満足だった様子が送られてきた。
そして、たっぷり遊んで、ご機嫌で保育園に行った息子だったのでした。

こうやって突然でも頼らせてもらえる環境があることは、すごくありがたい。

いつも本当にありがとう。
我が家に出来ることは頼ってね。

登場人物

小笠原 舞|保育士起業家 / 合同会社こどもみらい探求社 共同代表 / asboi基地 代表 

大学では福祉を学び、社会人経験を経て、保育士となる。こどもたちから得た学びを広げることが、「Well-being=誰もがよりよく生きる社会」につながると思い活動中。2012年には子育てコミュニティasobi基地を、2013年には合同会社こどもみらい探求社を設立。2020年には、自主事業「おやこ保育園」をオンライン化し、全国の親子を対象に新しい子育て支援インフラを作っている。プライベートでは、神戸市長田区の下町情緒と多様性あふれる人々とのつながりの中で、夫とこども・柴犬との暮らしを楽しんでいる

著書:「いい親よりも大切なこと 〜こどものために”しなくていいこと”こんなにあった〜」

https://www.shinchosha.co.jp/book/350621/

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