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小笠原舞

六月十六日(木)

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    出産を控えたある日のこと、とても長田らしいエピソードだったので、振り返って記します。

    6月4日の夜 10時ごろ。
    「お、陣痛が来たかも…」ということで、病院に向かう準備をして、
    病院まで送迎してくれるはっぴーの家 代表のよしくん(夫は免許がないため)と
    4歳の息子の見守りをお願いできるご近所さんたちにメール。(この時、息子は爆睡していた)

    そして玄関を出ると、ご近所さんたちがお見送りにきてくれていた。

    「がんばってー!」「いってらっしゃい!」「きばりよ〜」という声援を受け、
    「いってきまーす」と言って、家を出た。

    6月5日の朝方。
    まだ強くない陣痛に向き合いながら、息子が起きた頃かな〜大丈夫かな〜と時計を見ていた。
    母にLINEを送ると「裏のお兄ちゃんの家に行ったよ」と返事が届いた。
    そしてその後、遊びに行った家の主から写真が送られてきた。

    息子もだけど、犬までもリラックスしすぎていて、おもわず爆笑してしまった。
    同時に、いい環境をつくらせてもらえているな、と感じた。

    保育士をしていたころから、1家族だけで子育てをするのは大変だと感じていた。
    だからこそ、こうやって私自身が人を頼ることを積極的にしたいと思っている。
    やろうと頑張ることもできるけれど、頑張らないことで彼らが得られることがあるから。
    いろんな人に愛されながら、すくすく大きくなってね!

    結局、この日は陣痛が治ってしまい、自宅に戻りました。
    そして6月10日に無事元気な女の子を出産しました!

    小笠原 舞|合同会社こどもみらい探求社 共同代表 / asobi基地 代表 / 下町ゲストハウスとまりぎオーナー

    1984年 愛知県生まれ、埼玉育ち。2016年から神戸市に移住。大学では福祉を学び、社会人経験を経て、保育士となる。自分らしさ全開で生きるこどもたちに魅了され、彼らから得られる学びを広げることで「誰もが幸せに生きる社会」につながると考え、活動をスタート。最近では多文化共生をテーマにする神戸の下町にて、暮らし・子育ての中での「Well-being」を実践・探求中。

    掲載日 : 2022.06.28

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