家には9ヶ月の娘がいる。
一挙一動観ているだけで可愛いい、親ばかであると自覚したほうが良いのだが、笑顔をおみまいされると、ほんと天使かと思う。
そんな彼女も、僕たちを悩ますことがある。その一つが、午前6時前後には起きてゴソゴソし始めることだ。手足を床にドンドコ、「私は起きているから」と言わんばかりの音を立てるのだ、早起きが過ぎる。
今日も、彼女なりの主張が始まった。
午前5時半、ドンドコで目が覚める、娘を見ると満面の笑みでこちらを見ていた。可愛すぎるが、いつもより早起きすぎるよ娘さん!
抱っこひもで散歩に出かけ、もう一度寝てもらおうと思いたち外にでた。
こんなに朝早くに散歩することは初めてで、夏の早朝は最高に気持ちが良かった。
家の近くに、地域の人が管理しているであろう小川が流れており、すごく大きな鯉が泳いでいた。こんなところに鯉がと思い、面食らう。
娘ちゃんには当然伝わることはなく、一人で少しはしゃぎながら歩いた。
早朝に見かける人の数は多くないが、皆さんエネルギーに溢れていて眩しかった。
そのうちに娘も、眠り始めたので帰路についた。
その後、少し仮眠も出来て、早朝散歩で気分晴れやかで、気分良く仕事に向かえた。
結果、娘さんありがとうってなった1日の始まり。
それでは、行ってまいります。
川崎貴之|自転車屋PORT 店主
須磨区出身。自転車屋を営む実家で生まれ育つ。実家と別の自転車屋の2軒で仕入れや経営、修理の技術などを学び、和田岬の「北の椅子と」にてキッチン業務を経験した後、中央区相生町のビルの1階をリノベーションして「自転車屋PORT」を2020年6月にオープン。自転車の修理サービスをメインに、バーカウンターではコーヒーやお酒を提供する。誰もがふらりと立ち寄って語らい合える“港”のような場所を目指す。
掲載日 : 2021.08.04