
オープンアトリエ神戸の初日。
神戸の建築士事務所が数社協働で毎年行っているイベントで、今年は7社が参加。さらに神戸建築祭との連携企画として、建築祭のパスポートを持っている方向けに、各事務所で特典を用意することになった。
弊社ではドリンクを提供した。単なるサービスというより、ゆっくり話せる場をつくりたかった。
徒歩2〜3分の場所には、映画のロケ地としてもよく使われている旧加藤海運本社ビルというモダン建築があり、そこからの流れで立ち寄ってくださる方もいた。
私も神戸建築祭のおかげで初めて入った旧加藤海運本社ビルからは、海やドックがよく見え、まるで海に浮かんでいるような景色が広がっていた。七宮町という場所が、神戸の港町の風景と地続きであることを改めて感じた。
我々の事務所がある「汀」では、自社の建築プロジェクトの展示だけでなく、一緒に場所をシェアしているKUUMAの編集物や、HIROYUKI IKEUCHI STUDIOのプロダクト、さらに知り合いの作家(絵画、写真)の展示なども行った。
マインクラフトから建築に興味を持ち、事務所を見に来てくれた小学生。進路の一つとして建築設計を考えている高校生。神戸建築祭のついでに立ち寄ってくださった一般の方。
普段仕事をしているだけではなかなか交わらない人たちと交流でき、とても楽しい時間だった。
金曜日ということもあり、夕方からはレセプションパーティー。オープンアトリエの流れで来てくださった方、建築関係の学生、近所の方、普段から仕事や遊びでお世話になっている人たちが集まり、賑やかな時間になった。
差し入れのテキーラのおかげで、皆さんとどんな会話をしていたのかは途切れ途切れにしか覚えていないが、とても楽しかったことは覚えている

北川 浩明|文化工学研究所
一級建築士。1984年神戸生まれ。大学院修了後、イタリア・ミラノの建築設計事務所に6年間勤務し、2014年に帰国後独立。2018年、定年退職した父(機械エンジニア)とともに株式会社文化工学研究所を設立。現在は神戸・兵庫区七宮町を拠点に、「汀(みぎわ)」を編集者や木工家と共同運営。兵庫県建築士事務所協会常任理事、神戸芸術工科大学非常勤講師。
掲載日 : 2026.05.25


