リノベーション中の空き家や空きビルに突撃し、どのような場所に生まれ変わるのか、変わったのかをリポートする「突撃!現場Report!」。第4弾は、第1弾でご紹介した長田区腕塚町でDIYで改装された長屋をご紹介!かわいいシタマチJr.女子工務店が力を合わせて改装したお家がどうなったのかご紹介。
古びた長屋が、温もりあふれる木の空間に。
とうとう長屋が完成したよ、と声をかけていただいた7月末。どんな空間になったのか、期待を胸に、お家に伺ってきました。決してお世辞ではなく、みた瞬間に洒落てる!となったこのお家。是非、ビフォーアフターとともにご覧ください。
この記事を通じてお伝えしたいのは、古くてどうしようもなさそうな長屋でも、侮るなかれ。まだまだ可能性はあります!
今回は変化の様子を三段活用のように施工前、施行中、完成と追いかけていきます。
ぜひ空き家に困っている方はご検討ください。
【キッチン】
このいわゆる古き良き台所がどう変わったのでしょうか。
この特徴的なタイルはシタマチJr.女子工務店による施工。キッチン本体も壁面側から部屋の真ん中側に配置して、三方から使えるようにされています。キッチンを囲んで喋りながら料理ができる空間に。
天井にあけられた天窓から自然光が入ってくる。そして、オリジナルで作られたこの什器本体は苅藻の家具屋さんMOUが、扉の取手はF:machineが作るなどシタマチネットワークが生かされているそう。
【リビング】
リノベーション前は、いわゆるザ・和室となっていましたが、どうなっていったのでしょうか?
窓の無い部屋だったので、壁と天井に漆喰素材を使用。床は畳から無垢のフローリングに。明るくなっただけでなく、長屋共通の課題である湿気対策にもなっている。
【玄関】
玄関からは土間が打たれ、開放感が増加。壁やフローリングが木の魅力で溢れています。
大きな土間が暮らす人と町の人が関わって、どのように使われていくのか、楽しみです。
このような長屋が洒落たお部屋に変身!ぜひ、皆さんも古い物件にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
掲載日 : 2020.08.19