下町くらし不動産

【突撃!現場Report!vol.1】長屋暮らしを発信する、路地裏の空き家を改修中!

2020.05.29

リノベーション中の空き家や空きビルにお邪魔して、完成後までの様子をお届けする「突撃!現場Report!」。第1弾で取材に伺ったのは、長田区腕塚町にある木造長屋。長田区は、路地に長屋が立ち並び、昔ながらの景色が残る一方で、空き家率も高いエリアです。

リノベーションを手がけるのは、六間道商店街(長田区)にあるレンタルスペース「r3(アールサン)」のオーナーであり、建築士でもある合田昌宏さん。新たな入居者になる家族とともに、2020年2月から工事を始めました。路地裏にある空き家が、人の行き交う、開かれた住居へと生まれ変わりつつあります。

 

 

空き家に暮らすきっかけづくり

もともと、合田さんのお父さんが住んでいたお家を、最近は倉庫として使っていたこの場所。改修のきっかけは、空き家と同じ路地に住むおばちゃんの悩みでした。

 

「この辺りは空き家ばかりで、なんだか物騒。どうにか若い人に暮らしてもらえないか」

 

 

この近くの空き家を改修して、子育てをしながら暮らしている合田さんは、「あんたら、こっちの路地で子育てしてや」と相談されましたが、引っ越すわけにもいかず。しかし、空き家を放置していると、建物が倒壊する恐れなど、様々な問題が起こる可能性があります。

 

 

空き家への関心を高めるために、「路地裏でも素敵な暮らしができる」ことを発信しようと思った合田さん。実際に暮らしている様子を見学できる、開かれた住居へと生まれ変わっていきます。入居予定の家族と一緒に、工事を進めています。

 

改修の様子

改修前

解体後

仕上げ作業では、「シタマチJr.女子工務店」が活躍中!

 

大活躍の「シタマチJr.女子工務店」

 

 

入居を予定している家族のお子さん2人と、合田さんの娘さんで結成されたのが、「シタマチJr.女子工務店」。専門的な知識が必要な工事は、職人さんにお任せしていますが、壁や床の仕上げの部分は、このメンバーが担当しています。

 

「解体作業」「フローリング張り」「左官・漆喰塗り」など、なかなかハードな作業も経験してきた4人。取材に伺った日も、手慣れた様子でインパクトドライバーを使い、テキパキとビスを止める姿が見られました。

 

 

メンバーの一人の将来の夢は大工さん。

今回の改修に関わったことは、夢への一歩になりました。

 

合田さんは「若い人と一緒につくっていくことで、ものづくりに興味を持ってもらえたらと思います。ここでの学びが、勉強や将来の夢を考えることに繋がると嬉しいですね。これをきっかけに、この子たちに施工の依頼が来たら面白いなって(笑)」と話します。

「シタマチJr.女子工務店」のこれからの活動に、期待が高まります。

 

完成は、6月下旬の予定

これからは、床のPタイル貼りや、キッチン、トイレの設置などの仕上げ作業が、進められていきます。完成は、6月下旬の予定です。

完成後には、お家の全体像や、どのような暮らしを送っているのか、引き続きレポートしていきます!長屋暮らしに興味がある方は、必見です!お楽しみに!

 

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