シタマチコウベシタマチコウベ

2020.06.06

前畑洋平 1st week

下 町 夜 景

普段は廃墟・産業遺産の写真を撮ることが多いが、夜景撮影も行っており、昼間とは違う街や工場の表情を切り取っている。

神戸市営地下鉄海岸線沿線には古くからの歴史を持つ街が多い。今回の撮影では過去から現代に至るまでの経過の痕跡を、夜特有の陰影として浮かび上がらせたいと思う。

 

地下鉄海岸線ハーバーランド駅周辺

ハーバーランド駅周辺にかつては東の浅草と並ぶ繁華街であった新開地や、日雇い労働者や港湾労働者が多く暮らしていた西出町、遊所として栄えた佐比江町がある。

海側から見た新開地商店街。夜はビッグマンと街路樹に明かりが灯る

 

赤提灯の光を見て、初めて路地奥に店があることに気づく

 

川を埋め立てて作られた新開地商店街。季節問わず、夜にはイルミネーションが灯る

 

夜の西出町。かつては多くの日雇い労働者向けの宿泊施設が立ち並んでいたという。

 

佐比江町の銭湯跡。背面にある高層マンションとのコントラストが面白い

 

現代の西国街道である国道2号。遅い時間でも車の行きは多い。

 

湊町付近のJR高架下。耐震工事で建物の解体が進む。撮影中に車輌が通過し、光跡が残った。

 

 

 

 

《6月紹介》週刊下町日和、第10弾のアーティストは、神戸在住の写真家・産業遺産コーディネーターの前畑洋平さん。 1978年生まれ。京都府出身、神戸在住。写真やツアーを通じて、産業遺産の価値と魅力を発信すべく活動中。

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