みなさま、こんにちは。
革研究所神戸店の浜田です。
牛さんを乗せているトラックを見ると頭の中で「ドナドナ」が自動的に流れる人はいるでしょうか?
私は流れません。
会社の前を走る道路(高松線といいます)で牛さんを乗せているトラックをたまに見かけます。
10年ほど駒ヶ林で働いていますが、見かけるだけでどこに運ばれていくのか全く知りませんでした。(子供のころの記憶で何となく苅藻の方かな?とは思っていましたが)
インターネットで「苅藻 屠畜」と調べると、シタマチコウベの「なるほど苅藻・西部市場編 by 森本アリ」というページを見つけてびっくりしました。
この日記を依頼してくれた岩本順平さんが写真を撮っています。苅藻周辺に関して興味深い記事なのでぜひ読んで下さい。中央市場は知っていましたが西部市場という場所は初めて知りました。「今夜、シタマチで」のvol.29です。
「ドナドナ」の正式名称は「Dana Dana, Dona Dona, Donna Donna, Donay Donay」という長い名前で、製作が1938年なので間違った説ですがホロコーストへの反戦歌と思われていた時期もあったそうです。
この日記を書くために調べたところ、今読んでいる本(福田和也/奇妙な廃墟–フランスにおける反近代主義とコラボトゥール)とも関連があったので色々と繋がっているなと思った今日この頃です。
浜田優|革研究所神戸店 店長
神戸市出身。2014より革研究所神戸店に勤務。
祖父と祖母が奄美からの移住者の為、子どものころから六間道周辺にゆかりあり。
掲載日 : 2024.11.27