「新年あけましておめでとうございます」

今日は火曜日なので本来なら定休日ですが、
風呂屋が3日も続けて休む訳にはいかないので、休日返上して今日が「初風呂」。

そして新しい展示会「サウＰの日常展」の展示開始日でもあるので開店前は慌しかった。

昔は元旦が休み、2日が朝風呂、3日が再び休みで、4日から通常営業でした。
だけど、朝風呂をやるとなると夜中から掃除と炊き込みが必要。
お客さんも常連さんも高齢化してかなり少なくなったし、従業員も（そろそろ私も？）若くはないから大変だし、なにより割りに合わないので、随分前にやめました。

その代わりといってはなんですか、2年前から「お年玉」として初日だけ赤箱（牛乳石鹸）を全員のお客さんにプレゼントしています（小学生以下はお菓子）

お酒の振る舞いとかはお年寄りが多いから、危ないしやらない笑

常連さんは高齢化で減る一方で、新規のお客さんはなかなか増やせない。
これがレトロ銭湯にはとても厳しい現実。
1日の来店者数の減少が止まらない。

いつまで続けられるのか？と考えるけれど、
ここしか来るとこない！（足の悪い人が多い）
他の店に行きたくない（歩ける人でも）
ってよく言ってもらえる。

兵庫区運南地区（兵庫運河から南側の地域）には、現在笠松湯しか残っていない。

赤字経営でも出来るだけ頑張るけど、
いよいよどうしようもなくなったら、
神戸市営の銭湯にしてもらえないかなぁ…。

なんて無茶なことも考えてしまいます。