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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

下町日記

松縄 春香

九月二十二日(水)

2021.09.22

今朝は、神戸アートヴィレッジセンターへ。11月2、3日に旧グッゲンハイム邸で公演するヲミトルカイ『異国の雨』のダンスリハーサルの日。リハの前に、神戸駅の近くの珈琲館というかなり渋めの喫茶店に入ってみる。ストライクで好みな店構え。カウンターに腰掛け、両脇のおばちゃんたちがそれぞれにワクチンの話をしているのを、御時世だなぁと思いながら、淹れたての珈琲を啜り、会話を耳からシャットアウト。黙々と公演情報をまとめてSNSを更新する。

リハを終えて、帰宅し、アフリカ布の雑貨屋さんYendoupabe(イェンドゥパブ)の商品作りの続き。今はキッズ用パンツを製作中。先日、アフリカから届いた新しい布がどれもこれも可愛くて、とにかく早く形にしたい気持ちと、手も時間も足りないのに悶々としながら、作る日々。
裁縫を始めたのは、2年前に息子を出産した頃から。今年に入って本腰入れてやってみようかなと思い、神戸近郊のハンドメイドイベントに出店したり、友人づてにオーダーを頂いて製作したりしている。

今までが、アートやコンテンポラリーダンスの分野での活動が多かったから、日常的に親しむことが出来る雑貨を販売することが、自分にとってはとても新鮮で面白い。手で作り出したものをお渡しして、お客さんに喜んでもらい、お金を頂き、またそのお金でモノを買うという、すごくシンプルな経済のあり方に思いを馳せたりして。この新しい遊びと仕事を手段に、見える世界がまだまだ楽しそう。段階的にアートに近付けたらいいという目論見もある。
夜は、足りない材料を買いに自転車で商店街を走る。シャッターアートをほぼ全て見ることが初めて出来たので写真を撮って回る。

登場人物

松縄 春香(まつなわ はるか)

アーティスト、ダンサー。埼玉県出身。多摩美術大学卒業後、空間・時間・身体にまつわる表現として、舞台芸術に興味を持ち、踊り始める。2017年国内ダンス留学@神戸をきっかけに神戸に移り住む。現在は、1児の子育てをしながら、身体でつくることを軸に活動中。 

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