2019年1月19日、KOBE MEME第3回メンターワークを開催しました。今回は、構想中のプランに対するアプローチではなく、MEMEプロジェクトを進める上でメンバーが今最も“頭を悩ませていること”を掘り下げるワークを行いました。
この日は、グループワークの時間を十分に取るため、長田チーム・兵庫チームと時間を分け2部制での実施。冒頭では、3月3日の公開プレゼンテーションと同様に、パワーポイントを用いて15分間のプレゼンを行っていただきました。今回は、メンターだけでなく、長田区の町歩き本を執筆された和田幹司さんと長田区子ども会連合会長をされている山本豊久さんにお越しいただき、プレゼンに対する講評をいただきました。どのプランにもノリよく意見をくださり、各チーム手応えを掴んだようでした。
プレゼン後は、メンターの角野史和さんにファシリテーターをお願いし、各グループでワークを行いました。今回のテーマは“今最も頭を悩ませていること”。プランをより良くするために、まずはメンバーの悩みを明らかにし、公開プレゼンまでの活動を円滑にしようという考えです。
角野さんが考えた今回のワークの手順は以下の通り。
1. メンバー・チームメンターがから一人ずつ最も頭を悩ませていることを表明する
2. オーディエンスが悩みを掘り下げ明文化する
3. 悩みに応えるアイデアやプロセスをみんなで考える
ポストイットに悩みを書き出しながら、みんなでブレインストーミングを行いました。悩みの中には「このプランはなんのためにやってるのだろうか」と原点に立ち返るものも。それぞれの悩みや意見に改めてじっくり耳を傾けることで各チーム足並みが揃ったようでした。
40分間のグループワーク後は、各チーム今回の話し合いで出てきた課題、そしてそれに応える具体的なプロセスを発表し、今後の活動の意思表明を行いました。
グループワーク後に実施したアンケートには、今回のワークが最も印象的だったと回答する人が多数おり、グループ活動において目的に向かった話し合いだけでなく、それぞれの意見を聞き尊重し合うことが大切だと改めて感じました。
3月3日の公開プレゼンテーションまであとわずか。是非今年度のプロジェクトの結末にご立ち会いください。
KOBE MEME公開プレゼンテーション&交流会
〜地域の“遺伝子”を、未来へと引き継ぐ〜
兵庫県神戸市にある長田区と兵庫区にて、参加者は半年以上のリサーチを重ねてきました。これらの地域に脈々と受け継がれてきたものや課題とは何か、クリエイティブな視点を掛け合わせることで生まれた新たな事業計画をこのプレゼンテーションで発表します。
当日はゲストをお招きし、事業化へ向けてフィードバックをいただきます。
また、来年度の事業化フェーズのスケジュールを告知し、追加メンバーの募集もいたします。
長田区・兵庫区への愛がたっぷり詰まったプロジェクトの行く末をどうぞお見逃しなく!
たくさんの方のご来場をお待ちしております!
開催概要:KOBE MEME公開プレゼンテーション&交流会
■日時 2019年3月3日(日)13:00~17:00(受付は12:30~)、17:00〜19:00(交流会)
■会場 ArtTheater dB KOBE(長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)
■料金 無料(予約優先)
■予約 https://goo.gl/forms/HDWy3Y5o4gBDBDEk1(3/1締切)
■お問い合わせ先 shinnagata.artcommons@gmail.com(新長田アートコモンズ実行委員会)
■ゲスト
小泉寛明(神戸R不動産 | 有限会社ルーシー)
天宅正(グラフィックデザイナー・アートディレクター|神戸市クリエイティブディレクター)
■主催 新長田アートコモンズ実行委員会、DANCE BOX
■企画協力 千十一編集室、一般社団法人DOR、合同会社r3
■協力 株式会社Happy、ヨンバンカンニカイ
■助成 平成30年度文化庁劇場音楽堂活性化事業(ArtTheater dB KOBE)、兵庫県政150周年記念事業、神戸市「協働と参画」推進助成、大阪コミュニティ財団
掲載日 : 2019.02.14