
今回の「ぶらり、下町」は新長田周辺のグルメ特集!
おすすめしてくれたのは、新長田に暮らす主婦3人で構成されたユニット「ナガタメデタイ」
長田を愛している3人がそれぞれの視点からオススメを語ってくれました。
実は今回掲載しているお店の写真が新長田の地下道で展示中。
ぜひ、写真も料理も楽しんで、新長田をぶらりしてみてください。
第3章:暮らしの輪郭、街のいつもの席
街の景色が新しくなっていっても、ここにあるお店は、このまちの暮らしを日々、支え続けています。朝一番のコーヒーから、空腹を満たす街中華まで。マニュアル通りのサービスではなく、長年かけて築かれた「顔の見える」お付き合い。暖簾をくぐれば、新長田というまちの等身大の魅力が、いつもの湯気の向こうからそっと手招きしてくれているはず。
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コトブキ

朝5時。まだまちが眠りの中にいる頃、この喫茶店の灯りがともっている。タイルでつくった壁画が印象的なレトロな店内で味わえるのは、レトロで懐かしく嬉しいアイスが乗った「クリームソーダ」や長田の伝統飲料?「オレンジカタクリ」など。常連客が「いちごジュースも飲みや」と勝手におすすめしてくるような、親戚の家のような距離感が心地いい。現代では失われつつある「お節介」という名の優しさが、ここでは今も当たり前の風景として残っている。
店舗情報
| コトブキ 住所:神戸市長田区庄田町2丁目5−22 営業時間:5:00 – 15:30※日曜日は13:00-16:00 定休日:不定休 |
喫茶 エス

元町の名店「L’Ami(ラミ)」の味を受け継ぐお孫さんが、祖父母の喫茶店を継承。看板のオムライスは、卵が溢れ出す本格派。といいつつ、「昔ながらの薄焼き卵がいい」という地元のおじいちゃんたちのリクエストには、薄焼きで応えてくれる優しいお店。喫茶店文化を愛する人と、本格洋食を目当てに来る人が同じ空間で食事を楽しむ。場所や味を受け継ぎながら、今の感覚でアップデートしていっている洋食店のような喫茶店。オムライスはランチタイムのみなのでお気をつけて。
店舗情報
| 喫茶 エス 住所:神戸市長田区御屋敷通1丁目4−10 営業時間: 平日|11:00〜18:00 土曜|11:00〜16:00 ランチ|11:00〜14:30 ※オムライスはこの時間のみ 定休日:日曜日、月曜日 |
国華園

黄色の暖簾をくぐれば、そこには誰もが安心する「街中華」の世界が広がっている。ナガタメデタイがおすすめするラーメンは、透き通った鶏ガラスープが特徴で、優しい味は五臓六腑に染み渡る。特に人気なのは、とろみのついた「ちゃんぽん麺」と、とろみのついてない「五目麺」。その日の気分で使い分けるのが常連の密かな楽しみ。昔ながらの町中華を一人で黙々と食べる。そんな、気取らない長田のランチタイムがここにある。
店舗情報
| 国華園 住所:神戸市長田区久保町8丁目7−8 営業時間:11:30 – 14:00 / 17:30 – 21:00 定休日:火曜日 |
中国家庭料理 めいりん

丸五市場の奥、劉備像の手前にある「めいりん」。店主の明るい声が響くこの店は、もはや飲食店というより「市場のリビング」と呼びたくなる場所だ。看板の水餃子を頬張っていると、隣のおじさんから「これ食べてみ」と小皿が回ってくることもある。一人で訪れても、気づけば誰かとの会話が自然とはじまる。丸五市場で昔から受け継がれてきた「お節介な温かさ」を、ここでは今も感じることができる。メイリンさんの人柄に惹かれて集う人たちが、市場に血の通った交流を生み出し続けている。
店舗情報
| 中国家庭料理 めいりん 住所:神戸市長田区二葉町3丁目10−12 営業時間:14:00 – 22:00 定休日:火曜日 |
掲載日 : 2026.02.19

