朝、子どもの通学を見送って仕事を始める月曜日。
家から学校が見える安全な通学路。自分のペースで学校に歩む子どもの足取りは日によって違う。大人だってデスクワークをしたいときとインプットしに出歩きたい時と色々ある。子どもにもそんな選択肢の在り方を徐々に知っていって欲しいと願いながらも、今日も学校が楽しいといいねと背中を見つめる。
急に平日になると日常感があるが、僕にとっては月曜の午前の過ごし方が大事だ。
今日は気分を変えて自転車で10分。須磨海岸に辿り着いた。まだ夏前の海は人も少なく長閑なスポットだ。妻と今後の暮らしについて海を見て家族会議。
日差しが強くなってきたのでスタバに入ってコーヒーを飲みながら仕事を進める。どこの環境でもできる仕事があるのは今の時代に感謝だなっと思う。
帰り道、ナナファーム須磨に立ち寄り買い物を済ませる。兵庫の農産物・畜産物・海産物がそろう産地直送市場とうたっているだけあって日常でも新鮮で美味しい物が揃う。そして東京土産もここで買い揃えることができありがたい。
個人的には2階のテラスから見える漁船も新鮮な景色だ。
いつか海や山の近くで暮らしてみたいと思っていた夫婦それぞれの想い、それでも適度な人流やコミュニティと共にある暮らしが理想だ。先日、買い物がてら山の方にもちょこっと行ってみたが山もとても近い。自転車で登るには急ですが、、、笑
これからのアウトドアシーズンが楽しみです。このまちの魅力にもっともっと浸かっていこうと思う。
あっという間の滞在期間、また来週帰ってくるために東京に旅立つ時のスイッチ生活はメリハリがつくようになってきた。二拠点生活はまだまだ始まったばかりだが、誰かが同じような境遇になった時のためにこの暮らしについても発信して行きたいと考えている。
織戸 龍也 Tatsuya Orito|ローカルまちづくり建築家・暮らし探求家
武蔵野美術大学卒業。 空間デザイン事務所、まちづくり会社を経営。設計デザイン、スペース運営や企画、地域マルシェ、創業支援、地域商品開発など地域・行政・大学と連携して暮らしを作る建築家としてリノベーションまちづくりに取り組んでいる。2024年4月から東京神戸の二拠点生活を始め新しい暮らし方の探求を始めた。
・Oriage / 代表
・株式会社岩淵家守舎 / 代表取締役
・芝浦工業大学 / 非常勤講師
掲載日 : 2024.07.13