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神戸の新しい魅力に出会うウェブマガジン

シタマチコウベ

下町日記

田中幸恵

十二月十四日(水)

2022.12.28

寒い。やっと冬らしくなってきた。

本日のダンスボックス(以下、dB)は、スタッフも含めとてもたくさん人がいた。

新長田を拠点に世界で活躍中のダンサー中間アヤカと、彼女との交換滞在プロジェクトでインドネシアから来日したダンサーのアユ・プルマタ・サリさん。1月12日まで駒ヶ林の新しいスタジオ『Studio PLOW(プラウ)』を中心に滞在制作を新長田で行う。そして、中間アヤカの海外ツアーのマネジメントをしてくれているステファン・ノエル氏from スイス。

午後からは、2月に新作上演するdBアソシエイト・アーティストの小松菜々子とそのダンサーたち。ダンス留学を取材に日経新聞の北さんやここ数年衣装製作をお願いしている新長田のファッションリーダー川上瞳さんが衣装のサイズチェックに。そして、振付家の森下真樹さんとも交友が深い森山未來氏がダンス留学のリハーサルを見に来てくださった。

初めましての挨拶や久々の再会、未來さんから差し入れの大量の“みんな大好き千鶴屋のコロッケ&メンチカツ”の美味しい匂いで、ロビーがごった返している。

夕方、第九のリハーサルが終わり、森下さんやダンサーらは未來さんからコメントをいただいたり、新聞社の取材を受ける。

私はアーツカウンシル東京のオンラインでのヒアリングのため事務所に文さんとこもる。内容はダンス留学など育成プログラムについてで、改めて本当に色々やってきたなーとこの10年の厚みを実感する。

夜は、「富士」へ。1杯だけのつもりがまたまた「スペシャル」を飲み過ぎてしまう。お店のサービスでゆでたまごをいただいた。殻の外側に塩がついているゆでたまご、初めてのパターン。

ドイツに暮らしていた頃は、ゆで卵は専用の卵スタンドに立てて、専用のミニスプーンでコンコンと上の方だけ割って、スプーンでほじって食べていた。まだまだいろんな食べ方がありそうだ。

千鳥足のまま、〆を求めて「餃子亭」へ。濃いお湯割りと味噌ラーメンと坦々麺を食す。なんとか終電に間に合い帰宅。

登場人物

田中幸恵(TANAKA Sachie) |NPO法人DANCE BOX

兵庫県出身。NPO法人DANCE BOXエデュケーション・プログラム・ディレクター、ダンスファシリテーター。2000年渡独。Deutsche Sporthochschule Köln余暇・クリエイティブ学科修士取得。同時期より、ダンサーとして活動を始めドイツ国内外のフェスティバルやダンス作品に多数出演する。帰国後、2011年よりNPO法人DANCE BOXに勤務。2012年より「国内ダンス留学@神戸」をはじめとするアーティスト育成プログラムや子どもダンスプログラムをディレクション。年間50回以上の教育機関や地域でのダンスワークショップの講師を務め、ファシリテーターの育成も行う。その他、振付「長田妖怪でごでご音頭」で、地域の子どもたちの人気を集める。

 

NPO法人DANCE BOX

https://dancebox.studio.site/

国内ダンス留学@神戸8期

https://danceryugaku.wixsite.com/main8

こんにちは、共生社会

https://diversity.db-dancebox.org/

 

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