3名の地元建築家の解説つきで、実際に事業拠点として活用可能な物件を巡るツアーを実施します。このツアーは、下町スタートアップに応募し採択された方々、限定となります。新長田の下町エリアでお店を持ちたい・起業したいと考えている方は、物件マッチングも含めたオーダーメイドの支援体制を備えた当プログラムに是非ご応募ください。
物件ツアーの概要
日時:8月26日(土)午後1時〜午後5時30分(休憩・講座をはさみます)
講師:一級建築士|高橋渓(コルアーキテクツ)、一級建築士|小畦雅史(ものがたり工作所)、一級建築士|角野史和(こと・デザイン)
ツアー内容
①幅広い起業プランに対応した、活用可能物件を多数見学・紹介します。
新長田の下町エリア(国道2号より南)で予め選定した、空き家・空き店舗を6〜9件見学します。リノベーションすることで良くなる物件やすぐに活用可能な飲食居抜き物件、路地裏の古民家物件などを選定しています。また、当日見学する物件以外にも、独自に掘り起こした物件リストをご紹介します。
②建築家がツアーに同行し、建物の活かし方や店舗計画のポイントを解説します。
地元建築家3名が実際の空き家・空き店舗の物件ごとに、建物の活かし方・改修のポイントをその場で解説します。また、ツアー途中に休憩も兼ね、拠点整備に関する質問会(リノベーションに係る技術的・予算的な注意点・目安について)を行います。
③採択者同士や地元事業者、建築家などとの懇親交流会(自由参加)を開催します。
ツアー終了後に下町エリアならではのユニークな会場で、採択者同士や地元事業者、建築家などとの懇親交流の場を設定しています。これからの起業プランを相談し合ったり、地元事業者ならではの事業成功の視点を聞くなど、今後に向けたキックオフの場といたします。
講師プロフィール
髙橋渓(コルアーキテクツ)
1984年生まれ。一級建築士。2009年〜2018年まで株式会社日建設計に勤務。2018年よりコルアーキテクツとして神戸を拠点に設計活動を開始。設計を通じて、その場所が今まで積み重ねてきた時間を読み、今とその先との融合を試みる。また、設計活動と並行して「自分たちの食べるものは自分たちでつくる」をコンセプトに都市の屋上や空地に畑をつくり、土のある暮らしを提案する”SkyCultivation(スカイカルティベーション)”の活動を2020年より行う。
小畦雅史(ものがたり工作所)
1976年生まれ。一級建築士。 2005年より神戸の建築設計事務所で10年間勤め、2012年に小畦雅史建築設計事務所設立。2021年に合同会社ものがたり工作所設立。 住まい・店舗を対象に新築から1室のみのリノベーションの設計監理、およびDIYを取り入れた施工プロセスのプロデュースを行っている。
角野史和(こと・デザイン)
1980年生まれ。一級建築士。場所愛と1対1のお付き合いに基づいた建築設計、住民主体のまちづくり支援・地域計画・地域振興に携わる。建築では空き家・空き工場などのマッチングとリノベーション、社寺・古民家改修、福祉施設の設計などを行う。
掲載日 : 2023.08.16